ユミ・ランバートの折れそうな裸体が芸術的 お人形のような日系スターモデル（2/2）
ユミ・ラバートは、1995年4月11日生まれのベルギー生まれの24歳。父方の祖母は日本人というクォーターで、178cmの長身の持ち主。学生時代はポッキーと呼ばれたこともあるという長い手脚はお人形のよう。15歳でブリュッセルのモデルエージェンシーと契約した彼女は、妖精のように美しく個性的なルックスで人気を博し、2013年は「CHANEL」S／Sコレクションに登場して一躍話題に。プラダ、ミュウミュウといったハイブランドのランウェイを歩き、パリ・コレクション、ミラノ・コレクションなど海外4大コレクションで活躍し若手スターモデルとして注目を集めた。
父方の祖母からの「エレガントで美しい女性になってほしい」という願いを込めて「ユミ」という名前になったという彼女。お人形のようなドーリーフェイスは日本人受けするラブリーさもありつつ、どこかミステリアス。
3月には、全裸でバストトップやIラインをマジックで塗りつぶしたシュールな写真を公開しファンを驚かせたユミ。油彩のような暗いトーンの写真はセクシーというより奇妙なメッセージ性が感じられ、シュールレアリズムアートのような雰囲気も。
4月4日には、上半身裸でバストをカメラで隠した自撮りショットを公開。「sometimes at night I wake up, i grab my man’s fav camera and i shoot myself for when he wakes up . When is quarantine ending again （夜中に目が覚めるとたまに、彼のカメラを持って自撮りをします 検疫はいつ終わるんだろう）」と、新型コロナウイルスに言及するコメントを添えている。寝起きと思われる素顔も美しく、さりげない自撮りもクールに仕上がっている。
バスルームで撮影した、ショーツのみ身に付けた写真は、かつてのケイト・モスを思わせる中性的な裸体が印象的な1枚。
胸を露出した写真をSNSに多く投稿しているユミだが、自身はドレスを着用して後ろの男性が豊かな胸を見せている画像も。力士と土俵を背景に赤いドレスを着用している写真は、不思議な世界観がファンに好評な様子。
「攻めた写真」が多いため過激な印象もあるユミだが、基本的にはノーブルでガーリーな服がよく似合うかわいらしい顔立ち。クラシカルな衣装に身を包んだ姿は、童話のお姫様のようなファンタジックな美も感じられる。
セクシーでシュール、幻想的な美とグロテスクさを持つながらもあくまでガーリーでかわいらしいユミ・ランバートは、日本の「Kawaii（カワイイ）」文化との相性も抜群。SNSでは、日本の親戚の家を訪れている写真も公開しているだけに、今後、日本でもモデル活動にも期待が集まっている。
（星野星子）
