ワニは主役になり得たか……バブル時代の観光地ワニ商品を探す!【ファンシー絵みやげ】

2020/3/27 12:00山下メロ山下メロ


■ 100日後に死ぬワニ


もはや説明不要かもしれませんが、SNS上で発表されて話題にとなった『100日後に死ぬワニ』です。読者にはあらかじめ主人公の死ぬ日が分かっていて、毎回カウントダウンしていくというのは斬新で注目を集めました。先週発表された最終回も、色々な解釈ができる内容だったこともあり、ネットでも色々な意見が交わされましたね。


さて、そんなワニですが、あまり主役になる印象がありません。今回のように大胆に擬人化した例もありますが、直立二足歩行にしづらいという側面もあるのかもしれません。

では、私が保護している1980年代から1990年代にかけて日本中の観光地で子ども向けに作られ販売されていた「ファンシー絵みやげ」にワニのアイテムはあるのでしょうか。


■ ワニとファンシー



はい。このようにファンシー絵みやげにはワニのキャラクターが存在します。こちらはキリンが主人公の「WHERE」というシリーズです。オオハシっぽい鳥も描かれていますね。海水浴場や島など、南国っぽいイメージのある観光地でワニが使われます。



こちらはゴリ太君…というゴリラの浮袋ですね。確かにワニの形の浮袋ありました。これはワニのキャラクターというより、ワニ型の浮袋です。



「HOLD UP!」というシリーズは「WANI AND CRAB」としてカニも描かれています。こちらはマスをスライドして絵をあわせるパズル。



「ASADA WANI」は、うがいをしています。「手洗い・うがい」が励行される昨今にぴったりですね。こちらは「IZU」ということで、静岡県伊豆半島のファンシー絵みやげ。そうです。伊豆にはかの有名な「熱川バナナワニ園」があるのです。



ドリフターズ的に「いい湯だな」と言って温泉につかるワニ。これはちゃんと施設名が入った商品です。ちゃんとバナナの葉と実が描写されていて、他では使えないイラストになっています。現地ではすでにファンシー絵みやげが売られていないので貴重かもしれません。



こちらは同じくバナナワニ園のスイングキーホルダー。何かとまとめて寄付いただいたときに含まれていることが多く、集まってしまいました。黄色いワニのバージョンも。



はい。青森県大鰐町の大鰐(おおわに)温泉です。名前からイラストですね。さすがにこんな風にヤシの木は生えてないしワニも生息していません。



ワニーズ。こちらも大鰐温泉。ワニのカップルでしょうか。しかもこれハンドパワーでしょうか!?



こちらも大鰐温泉。やはり青森なのにヤシの木。そして日焼けした人もいます。ワニが狙われているのではないでしょうか。



こちらは沖縄。ジャパニーズクロコダイルと書かれています。漫画のワニが最後に助けるべきトリを「オイラはハラペコ」と食べようとしています。

他の人気動物キャラクターほどではないものの、紹介しきれないくらいたくさんのワニアイテムが存在しました。今後も探していきたいと思います。

では、最後にこちらをご覧ください。









ワニが大変な目に遭っている……!!

この詳細は、また次回に。





(文と写真:山下メロ)


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以下、山下メロが配信を予定しています。

4月1日 19時~21時 SUPERDOMMUNE 山下メロPRESENTS『ファンシー絵みやげ概論15』
出演:山下メロ(平成文化研究家)、宇川直宏(天の声)


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J-WAVE にて AR三兄弟の川田十夢さんがナビゲートする『INNOVATION WORLD』に山下メロがゲスト出演いたしました。
番組Webサイトの記事


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これまでの出演時の様子は番組WEBサイトから聴くことができます。
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