アノ有名な「ルーメソ」が急に出現…大山阿夫利神社【ファンシー絵みやげ】
■ ルーメソの世界
ルーメソ食べます pic.twitter.com/0UqinvoLfP
— めろ (@Melo_inu) February 7, 2018
みなさんは「ルーメソ」を知っていますでしょうか。
以前、SNSで話題になったもので、私もなんとなく現地に行かれた方の画像などをSNSで何度か見かけていたため、知っておりました。
「ルーメソ」というキーワードを使ってバズッたものでは、この2018年のツイートが最初でしょうか。「ルーメソ」以外にも「もこみちOK」と「持ち込みOK」をかけたダジャレのような貼り紙も見えます。
そしてその数か月後に、さらに倍近くバズッたものがこちらです。
「ルーメソ? あ、ラーメンが横に倒れたのを裏から見ただけか」
— if (@if_itself) November 23, 2018
「ルーメソだった」 pic.twitter.com/CLhqBoilxI
もはやメニューに「ルーメソ」と書いてありますね。おそらく最初はミスで裏返しになっていたものを、SNSで面白がられてしまったのでしょう。しかし、これを怒るどころか、むしろ話題になったことを受けて、それを正式採用してしまったものと思われます。非常に柔軟な姿勢に、私は嬉しくなりました。しかし、これらのツイート自体には具体的な場所への言及はありませんので、特に場所は分からないままでした。
■ 大山阿夫利神社への保護活動
テレビ番組の取材で大山阿夫利神社へ行ったときのことです。これまでは時間の関係でケーブルカーの下の参道しか調査できていなかったのですが、今回初めてケーブルカーの上まで行きました。
「ケーブルカーの上には茶屋しかありません」と言われていましたが、もしかしたら雑貨みやげも売っているかもしれない……と思っていたのです。その茶屋に着いて驚きました。
なんと、「ルーメソ」です。
最初は、あの有名な「ルーメソ」へのオマージュでやっているのかと思いましたが、ここが正真正銘最初の「ルーメソ」のお店でした。
元のツイートとのぼりの色が変わっていますが、状態が悪くなったため取り替えられたそうです。
「ここだったのか……」偶然の出会いに驚きつつ、お店をのぞいてみると、なんと、ファンシー絵みやげのレース暖簾がありました。ファンシー絵みやげとは1980年代から90年代にかけて日本中の観光地で売られていた子ども向けのイラスト雑貨みやげの総称です。
なんと、2種類もありました。そして、在庫が見つかり、無事に保護することができました。
2つの出会いに満足し、この上にある大山阿夫利神社にお参りしました。みなさんも是非「ルーメソ」と「ファンシー絵みやげ」に会いに行きましょう。
では、最後にこちらをご覧ください。
美味しい「ルーメソ」を食べていたのですが……なんと「ルーメソ」が商品化されていました!!!
なぜか縦書き!!
では、また次回。
(文と写真:山下メロ)
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《イベント出店のお知らせ》
以下、山下メロが出店を予定しています。
3月21日 11時~16時 渋谷ロフト9『古本ゲリラ』
出店者:とみさわ昭仁、安田理央、柳下毅一郎、姫乃たま、寺田克也、山下メロ、加藤賢崇、ばるぼら
《番組出演のお知らせ》
J-WAVE にて AR三兄弟の川田十夢さんがナビゲートする『INNOVATION WORLD』に山下メロがゲスト出演いたしました。
番組Webサイトの記事
《番組出演のお知らせ》
TBSラジオの番組、ライムスター宇多丸さんの「アフター6ジャンクション」に山下メロが出演いたしました。
これまでの出演時の様子は番組WEBサイトから聴くことができます。
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《書籍発売のお知らせ》
ファンシー絵みやげ初のガイドブック『ファンシー絵みやげ大百科 忘れられたバブル時代の観光地みやげ』(山下メロ・著/イースト・プレス刊)を全国の書店で発売しています。
『ファンシー絵みやげ大百科 忘れられたバブル時代の観光地みやげ』(山下メロ・著)
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