【無料】外出できない日は○○しよう!自宅でゆとりを楽しむ方法

2020/3/1 20:10 明菜 明菜

こんにちは、広がる自粛ムードの中、電子書籍への課金が止まらない美術ブロガー明菜です。電子書籍や動画配信サービスは稼ぎどきかもしれないですね。



さて、今回も開幕したての美術展の紹介を…と思ったのですが、多くの展覧会やイベントが延期・中止となってしまいました。そこで、お家でできる文化的なことは無いか考えてみたんですね。

すると、1つ見つけることができました。

皆さん、古いアルバムをめくりましょう。

実家の片付けを手伝っていて、自分が産まれる前のアルバムが見つかったんです。母親が友達とイタリアを旅行している、ただそれだけの写真です。


ヴェネツィア。


ミラノ。


ローマ。

いかがでしょうか、フィルターがかかったようなノスタルジックな写真は。バブル期の素人が撮りまくった写真のため、中心はズレてるし水平も取れていませんが、なんだか良い。被写体がイタリアだからか。

時は1990年ですから、『写ルンです』の全盛期です。今から少し前に再び流行したので、デジカメ・スマホカメラ世代の若い人も知っているかもしれません。デジタルには無いレトロ感や、限られた枚数のため大切にシャッターを押す感覚が逆に人気となった『写ルンです』です(ですです)。



こうしてアルバムを見返すと、私が産まれる前の母親なのに、私が知っている母親なんですよね。例えば、

・美術館での写真の脇に画家の名前と作品名、制作年をメモる几帳面さ
・途中から日付でなく時刻が写真に刻印される設定に変わっているうっかり加減
・写真を撮られるときの顎の引き具合

こんなところでしょうか。しっかり風うっかりさんなんです。バスの時刻表こそ写真を撮っておけば良いのに、ノートに手書きで写して間違えるような人なんです。



楽しいですね、写真を振り返るの。ですが、アルバムに写真を入れておくだけで、保存方法としては十分なのでしょうか?

『写ルンです』で撮り、現像された写真は生ものです。保管方法が悪ければ劣化するでしょうし、災害が直撃したら終わるので、「現像したから永遠のもの」とは言えません。

大切な写真なら、スマホで再撮影するなりスキャンするなり、データで残す工夫をした方が良いなぁ、と思いました。クラウド上に保管しておけば、スマホが壊れても別の端末からデータにアクセスできますからね。



新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、楽しいイベントは自粛・中止・延期が広がっています。そんなときだからこそ、家の片付けを、特にアルバムの整理をしてみてはいかがでしょうか。

アルバムの整理なんて、普段やらないで後回しにしてますよね?今こそ、手をつける機会なのではないでしょうか。無料でできますしね。



愛すべき私の母は、たくさんの思い出を残してくれました。写真は私が責任を持ってデータ化します。

母には安らかに眠っていただければと思います。(生きてるよ!)