バレンタインの起源にまつわる観光地!?……湯の山温泉で発見した【ファンシー絵みやげ】(1/2)
■ 本日2月14日はバレンタインデー
恋愛における一大イベントであるバレンタインデーがついにやってきました。漫画やアニメで、学校の昇降口にあるロッカーを開けると大量にチョコレートが出てくる状況を思い出します。あれは本当にあるのでしょうか。筆者はフタのない下駄箱でしたので、そんな場面は見たことがありません。そもそも丸見えなので、そこにチョコを入れるというパターンもありませんでした。開けると溢れてくるチョコレート、最後の方の人はどうやって入れているのでしょうか。今度検証してみたいと思います。
バレンタインの時期にテレビで必ず聞こえてくるのが、おニャン子クラブ国生さゆりのソロデビュー曲「バレンタイン・キッス」ですね。そして、おニャン子クラブの番組「夕やけニャンニャン」で司会をしていたとんねるずのタレントショップ「バレンタインハウス」も思い出します。ます。
バレンタインといえば、とんねるずが竹下通りにオープンしたタレントショップ「バレンタインハウス」。ブームはすさまじく観光地でも非ライセンス商品が大量に作られました。 pic.twitter.com/d3dFhYM3qE
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) February 14, 2017
バレンタインハウスは、タレントのイラストが配されることの多いタレントグッズの中では珍しくタレントショップのロゴマークだけというシンプルで洗練された商品もあり、大人っぽさを感じました。 pic.twitter.com/h2ukBxXA8z
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) February 14, 2017
とんねるずバレンタインハウスのロゴマークは、この影響を受けてると思うのですが、サンフランシスコのイラストをいつ誰が作ったかは知りません。誰が教えてください! pic.twitter.com/Tax9Vrwv8W
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) February 14, 2017
■ バレンタインに関係の深い施設
バレンタインの起源とされるのが殉教した聖バレンタイン(ウァレンティヌス、バレンチノ)です。キリスト教が迫害され兵士の結婚が禁止される中、極秘に結婚式を行っていたため処刑されたエピソードが伝えられ、恋人たちの守護聖人とされるようになりました。彼が司教をつとめていたのがイタリアのテルニ(当時はインテラムナ)です。
話は現代に移って、三重県・湯の山温泉の近くに片岡温泉を有するアクアイグニスという施設があります。そこのパティシエである辻口博啓シェフ、イタリアンの奥田政行シェフが日本人初の聖バレンタイン名誉伝道師に任命され、聖テルニ市から聖バレンタイン像を寄贈されたのです。
そんな湯の山温泉のファンシー絵みやげを見て行きましょう。
↑湯の山温泉のミニ提灯。カップルが描かれていますが、温泉なので全裸です。
↑寄贈いただいた湯の山温泉の暖簾。さきほどの全裸カップルとキツネ。
↑湯の山温泉には御在所岳があるので、GOZAISYO FOXと書かれている。キタキツネ以外で土地にまつわる名前を持っているキツネキャラクターは珍しい。そしてデューク・エイセスやドリフターズで有名な「いい湯だな」の1番の歌詞がローマ字で書かれている。
↑湯の山温泉で毎年10月に行われる僧兵まつりのスイングキーホルダー。
↑湯の山温泉名物である大石焼を乾燥させた大石恋石のパッケージに、僧兵ちゃんのイラストがある。
↑僧兵ちゃんは、こちらの OSAMU GOODS にも通ずるアメリカンテイストで原田治さんの作品と言われても信じてしまいそうである。
三重県・湯の山温泉の名物大石焼。焼きたては柔らかくて美味しい。堅くなったものを大石恋石(大石小石の意)として売っていて、パッケージにオサムグッズのような僧兵祭のキャラ☆ #ファみ活#ファンシー絵みやげ pic.twitter.com/aBlZQSWwom
— 山下メロ(ファンシー絵みやげ・平成レトロ・アウトデラックス) (@inchorin) January 24, 2018
↑滋賀県までまたがる御在所岳のカモシカスイングキーホルダー。ファンシー絵みやげでカモシカのキャラクターは珍しい。湯の山温泉にある御在所ロープウェーから御在所岳のカモシカを見ることができる。