としまえんが閉園検討!?…懐かしいToshimaenアイテムと振り返るとしまえん【ファンシー絵みやげ】

2020/2/7 12:00山下メロ山下メロ


■ としまえん閉園の方向か


先日、東京都練馬区にある遊園地「としまえん」が閉園し、跡地にハリー・ポッターのテーマパークを作る構想があるというニュースがネット上で話題になりました。この原稿を書いている時点では報道内容も「協議が進行中なだけである」と、関係者が語ったにとどまり、西武鉄道としては「まだ決まっていない」といったコメントがなされました。


しかし、火のない所に煙は立たぬとの言葉通り、報道されたということは、実際はかなり話が進んでいる可能性が高く、としまえんに思い入れのある人を中心に、さまざまな惜しむ声があがっています。


特に多いのは、この機械遺産にも認定されている最古のメリーゴーランドについてですね。「なんとかこちらだけでも残せないか」といった声が多く見受けられます。

そして、中には特徴的だった「としまえん」のポスターやキャッチコピーに言及する人も。



また、さらに歴史を掘り下げ、「豊島園」と漢字表記していた頃のお話まで出ています。



こんなにも色々な人が、色々な形で懐かしんでいるという部分からも、「としまえん」がいかに魅力的な遊園地だったのかが分かりますね。


■ としまえんのファンシー化

さて、まず「としまえん」は豊島区にございません。練馬区にあります。かつて豊島氏が築城した練馬城址に作られたのがもともとの「練馬城址 豊島園」で、そこから紆余曲折がありつつ現在に繋がります。もともとは庭園といったところからスタートしましたが、今では遊園地とプールに温泉など、複合型のテーマパークへと成長していったのです。

さて、そんな「子どもを連れて行ったら喜ぶスポット」には、「ファンシー絵みやげ」と呼ばれる、1980年代から1990年代に日本中の観光地で売られていた子ども向け雑貨みやげがあったのでしょうか?

探してみましょう……ありました。



はい……かなり見つかっているのです。ここまで数多く商品を作っている遊園地も珍しいのではないでしょうか。大きいロットで作っても、その施設内売店でしか売れない商品になってしまうため、施設名は入れないパターンがほとんどなのです。

色々おかしいものだらけなのですが、そもそも数が多いため全部紹介してるとキリがなさそうなので、いくつかピックアップしてみましょう。



なぞの「GON CHAN」。いつもはペットの犬と一緒のイラストなのですが、何かの配慮なのか、こちらはゴンちゃんのみ。そして「ぽ」。なんなのか。



オスのマークの中に少年。顔はのっぺらぼう、そしてビッグシルエットの着こなしで、非常にオシャレです。これは女子バージョンが存在するのかどうか気になりますね。

こんな風に、「その施設でしか買えない」ものを売っていたのですね。80年代・90年代もとしまえんが重要な役割であることがよく分かります。続くなら良いと思いますし、正しい判断で廃業となっても、なんとか「としまえん」にまつわる色々な記録やアイテムなどが保護されていったら良いと思っております。



では、最後にこちらをご覧ください。







はい。一番保存の声が高い回転木馬。ちゃんと木馬に乗ったイラストが使われていたのですね!!

ひょっとしたらこれは流用ではなく「としまえん」のことをよく知る方が描かれたのかもしれません!







では、また次回。



(文と写真:山下メロ)


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