「子ども食堂」が閉店した理由が切ない…→ネット民「悲しい現実」「考えさせられました」の声

2020/1/30 22:30 ヤタロー ヤタロー


主に子どもやその親に対し、格安で食事を提供する「子ども食堂」が子ども支援の一環として全国に広がっています。 片親の子どもや親の帰りが遅い子どもなどが集まり、アットホームな雰囲気でご飯を食べたあとは、後片付けやお皿洗いをしてお手伝いをするという場所なのですが、現実はなかなか厳しいようです。


Twitterでは、こんなツイートが注目されています。




投稿者さんの友人は、やっていた「子ども食堂」をやめてしまったそうです。その理由を聞くと「片親の子、貧困層、不登校気味の子」といった層を想定していたのに、こうした層は全くと言っていいほど来ず、「代わりに塾の前に食事をしてこいと送り込まれる富裕層の子」や「意識高い系の口うるさいけど手伝わない母子」ばかりきて嫌になったてしまったからだそうです。


この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。














リプライ欄でも多くの人が言っていますが、本当の困窮者は孤立しているため、「子ども食堂」という存在自体を知らない可能性が高いという現実があるんですよね。

なお、子ども食堂で働くのはボランティアベースのスタッフで、食材は地域住民の寄付などで賄っているそうですが、子どもたちに提供される食事は無料〜300円程度と格安ですし、場所を借りる費用もかさむため、運営はなかなか厳しいようです。単に「安い食堂」という気分で利用している富裕層の人たちには、こうした現実をしっかりと理解していただきたいものです。


(いまトピ編集部:ヤタロー)