こんにちは！根拠なく「大人っぽいデートなら美術館！」と勧めるウェブサイトに、殺意すら抱いてる美術ブロガーの明菜です。

美術館デートは上手く行けば楽しいんですけど、失敗したら地獄です。展示物には人間を笑わせるサービス精神など無いので、自分から楽しむ姿勢が無いと、会話が無く寂しいデートになります。



それでも、美術館デートには2人の相性を見極められる圧倒的なメリットがあります。今回は美術館デートを成功させるためのポイントについてお伝えしていきます。美術館の選び方や服装、当日の過ごし方も紹介します！

■美術館デートがおすすめな理由

数多の男性と美術館デートをして分かったのが、私の場合、「相性が良い人と行けば楽しさ2倍」になること。映画デートや食事デートよりも、合う・合わないのフィーリングを見分けやすいのが、美術館デートでした。

美術館で、展示が2人を楽しませてくれるのではありません。2人が展示を楽しまないといけないんです。「2人で楽しさを発掘できる」なら、なかなか相性が良いのだと思います。



付き合いが浅い段階でのデートは2人が仲良くなるためのもの。この記事では展示への理解は置いておいて、「お互いのことを深く知らない2人が仲良くなる」ことを優先して美術館デートを組み立てていきます！

■どんな美術館に行けば良いのか？

美術館デート準備編として、「そもそもどの美術館に行けば良いの？」ってところから始めます。

私のおすすめは、次のどちらかです。
①話題になっている展覧会
②日本美術の展覧会

「①話題になっている展覧会」は誘いやすいし、誘われた方もOKしやすいですよね。テレビで特集されることも多いので、自然と情報が入ってきますし。「この前テレビでやってたけど、本物は意外と大きいんだね！」など、会話の取っ掛かりは無限に作れます。



「②日本美術の展覧会」は、かなりおすすめ！美術館には西洋メインや工芸メインなど色々あるのですが、中でも日本美術がおすすめです。理由は、日本暮らしが長い人は、何かしら接点を見出せるから。展示物に詳しくなくても会話が広がりやすいのです。

こんな風に、自分と絡めたエピソードが出やすいんです。
○仏像といえば、修学旅行で奈良に行ったときに見た大仏が忘れられないな
○平家物語、高校のとき古文で習ったよね

相手がこういう話をしてきた場合は、大仏や平家物語ではなく、学生時代の話を振れば会話が弾みやすいです。大仏や平家物語は弾みにくいので、深堀りしない方が良いと思います。



「美術館でお喋りはご法度では？」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。2人が聞こえる距離で会話するくらいなら無害でしょう。静かめな空間ではあるので、あまり大声を出さなければ迷惑にはならないかと。

そんな理由で、
①話題になっている展覧会
②日本美術の展覧会
このどちらかの展覧会をやっている美術館がおすすめです！