知ってた?「◯◯の回数で今の気温がわかる」→ネット民「すごいな」「これホント?」の声
精緻なハニカム構造を有する巣を作るハチ、17年または13年に一度ふ化して大量発生する周期ゼミなど、昆虫って何かと謎が多い生き物ですよね。秋になると涼しげな声を響かせるコオロギにも、実は不思議な力があるようです。
Twitterでは、こんなツイートが注目されています。
マジか pic.twitter.com/OuOW1PZszI
— Kosuke Sawa (@kosukesa) December 7, 2019
投稿者さんがアップした写真には、「コオロギの鳴き声で今の気温がわかります!!」と書かれ、その下に「(X+8)×5/9=気温」という公式と「Xには15秒間にコオロギの鳴いた回数が入ります」という説明が書かれています。つまり、15秒間にコオロギが鳴いた回数を数えると、気温がわかるというわけですね!
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
コオロギの鳴く時間がほぼ気温だけで決まっているとは驚きだ.
— oʞɐsɐ ɐɹnıɯ (@asarin) 2019年12月7日
FF外から失礼します。頂きました貴重な情報C=5/9×(X+8)と、摂氏温度Cと華氏温度Fの変換式C=5/9×(F−32)に着目して整理すると、X+40=Fという恐ろしく美しい形になることに気がつきました。
— だいすけ (@tabikougaku) 2019年12月8日
大変に興味深い情報をいただき、ありがとうございます。
コオロギが号泣したら世界が終わる、、
— ライトウィル@死神エンジニア (@lightwill0309) 2019年12月8日
すごいな。
— Kako (@xSunInWinterx) 2019年12月8日
でも鳴いてるのがコオロギなのかスズムシなのかマツムシなのか分からない。
変温動物だから心拍数が外気温によって左右されて鳴くペースが変わる、と予想しました
— Tomorrow (@Thanatos0604) 2019年12月7日
本当はどうなのかは知りませんが
コオロギって4℃以下だと死ぬのか。
— ぼじょ (@vojo1228) 2019年12月7日
コオロギが活動する20~30度くらいでは
— 乙(おつ) (@fqdmh560) 2019年12月8日
15秒間に30~50回鳴く
その回数は気温に影響されるぞって事やな
ご紹介いただきありがとうございますm(__)m フタホシコオロギでやってみましたが、この式でまったくうまく行かなかったので、自分で回帰式を作りました→コオロギで温度を測る、「普通じゃないプログラム」発表会 https://t.co/ZePBtSOP0Q
— HomeiMiyashita (@HomeiMiyashita) 2019年12月8日
最初はネタなのかと思って調べてみたのですが、「コオロギが15秒間に鳴く回数で気温が分かる」という法則は、アメリカの教育者であるJanice P. VanCleave(ジャニス・P・ヴァンクリーヴ)氏が発見したそうで、どうやら本当のようです。
同氏によれば、コオロギは自分で体温を維持出来ない変温動物で、外部の温度で自身の体温が変わるそう。そのため気温が下がると動きが鈍くなるとともに鳴く回数が減り、気温が高いと活発になり鳴く回数が増えるとのことです。
ちなみに鳴き声の「コロコロコロ」の「コロ」を1回と数え、例えば「コロコロコロコロ」なら4回と数えるそうです。今年はもうコオロギの鳴き声は聞くことはできませんが、また来年秋になったら数えてみたくなりますね。
(いまトピ編集部:ヤタロー)