「卵の黄身の大きさは、卵の大小に関わらず同じ」は本当?デマ?→実際に検証してみた結果…
先日、とあるスーパーの卵売り場に掲示されていた、「たまごが大きくても小さくても黄身の重さはほとんど変わりません」という貼り紙が話題になりました。これを見た人の多くは驚いたのではないでしょうか。
Twitterでは、こんなツイートが注目されています。
「黄身のサイズ変わらない説」のほうが3万RTとかでこっちはなかなか広がらないので、デマに対して事実を検証して対抗することの難しさを図らずも感じております。 https://t.co/HpeR1wFBh2
— 五味馨 (@keigomi29) October 29, 2019
投稿者の五味馨さんは以前、実際に卵64個を測って、卵の大きさに関わらず黄身は同じ大きさなのかどうかを検証したそうです。すると、卵の大きさに比例して黄身は大きくなっていたそうです。つまり、前述したネットの噂はデマだったのですね。
しかし、「黄身のサイズ変わらない説」のほうがRTが凄まじく、真実のツイートはなかなか広がらず、「デマに対して事実を検証して対抗することの難しさを図らずも感じております。」とつぶやいています。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
今朝L卵とS卵を割ってみましたけど明らかに大きさ違っていました pic.twitter.com/PmXoBTBYPY
— あると (@penguinalto) 2019年10月29日
本日、JAの方が否定している記事がUPされてますねhttps://t.co/kaYcoqQ3mJ
— にしおぎ (@pian_nishi) 2019年10月29日
どっかの小学生が夏休みの自由研究で発表してたね。
— ぷる (@scatcat2bakery1) 2019年10月29日
卵を茹でて黄身を取り出してサイズか重量を計測してた。
結果:殻のサイズと黄身のサイズは比例する。
ずいぶん前、日本テレビ所さんの目がテンで同様の実験を見ました。都内10箇所で10個入りLとMサイズの卵を買い、100個の卵で卵黄卵白の重さを計測し、実測値はLサイズの黄身の方が大きいという結論で、定説と異なる結果に専門家も驚いていたと記憶しています。
— lego510 (@lego510) 2019年10月29日
絶対デマだと思いました、毎日卵割ってたら普通気付くと思うんですが…
— おかめたこぴぃ (@okametakopy) 2019年10月29日
黄身同じ大きさ説は、家計を預かる者としては、飛び付きたくなる説だった。
— 凹み猿 (@hekomizaru) 2019年10月29日
( ノД`)…ゆるして
((笑))
「鶏は年を経ていくと、より大きな卵を産むようになる」という事実を知ることで、黄身も次第に大きくなっていくのだという理屈を受け入れられないかな。
— 時生☯️由仁 (@EugeneTokio) 2019年10月29日
年齢関係なく、個体毎に大きさはバラバラだと誤解されているのが要因だと思う。
ネットの噂は鵜呑みにしないほうが良いんですね…。たしかにLサイズとMSサイズの卵を一緒に割って目玉焼きを作ることって少ないので、信じてしまう人が多いのでしょうか。私もこれからは小さい卵しか買わないつもりでしたが、やはり大きいのを買うことにします。
なお、JAによると、若い鶏が産んだ卵は黄身が小さく、歳を重ねると黄身が大きくなっていく傾向があるそうです。なお、同じ鶏が産む卵の大きさは日によってばらつきがあるものの、黄身の大きさにはばらつきが少ないそうです。
(いまトピ編集部:ヤタロー)