青龍が住まう神秘的な東北最大の霊場「十和田神社」
こんにちはCHIEです!
行楽シーズンの秋。
どこか遠くに行きたくなりますよね。
私は今月、青森へ行ってきました。
青森といえば十和田湖。
十和田湖には数々の伝説が言い伝えられていますが、下北半島の恐山と肩を並べて“二大霊場”として古くから信仰の地として崇められてきました。
そんな十和田湖には「開運の小道」というものがあります。
湖から続く散策路で、溶岩が吹き出た時に出来た6つの祠があり、そこには神様が宿っていると言われています。風の神、火の神、山の神、金の神、天岩、日の神がそれぞれ祀られています。
鬱蒼とした杉の並木道を歩いていくとそこには神社があり、聖地に繋がる参道となっています。
■神霊の息吹を感じる聖地「十和田神社」
私が行った日は雨だったのですが、鳥居をくぐると清らかで神秘的な空気が立ち込めていました。
そこはまるで異世界。辺りには誰もいないのに、ずっと遠くからひっそりと誰かに見られているような不思議な感覚でした。
『もののけ姫』の“こだま”が木々の影に隠れていそうな感じ!
杉並木を抜けると十和田神社の拝殿が現れます。
十和田神社の創建については詳しいことがはっきりと分かっていないそうですが、鎌倉時代以前から修験者の修行の場として栄えていたそうです。
主祭神は
・水の神様である 『青龍大権現』
・武運と健康をつかさどる『日本武尊』を祀っています。
日本武尊は強い武神なので何か勝負をかけたい時はもちろん、迷いがある時にその迷いを断ち切って背中を押してくれるご利益があります。
拝殿の前に立つと正面からものすごく力強いパワーが流れてくるのを感じました。
神霊の息吹を感じさせ、龍のようにエネルギーが渦巻いていました。
手つかずの原生林から神々しさを感じ、ここは本当にすごいパワースポットだと思いました。
龍神を目に見ることはできなくても、ここを訪れると誰もが神秘的な力を感じることができる場所だと思います。
青龍は「新たな流れを作る神様」。
今の流れを断ち切りたいとき、ここから新しい流れに乗りたいとき、訪れるのにピッタリだと思います。スタートを後押ししてくれますよ!
■十和田湖のパワースポット「占場」
龍神伝説が残る十和田湖の中で、特に神秘的なパワースポットとして知られているのが「占場(うらないば)」です。
十和田湖で一番深い地点と言われており、もっともパワーが強い場所で、かつてはイタコや祈祷師がその占場を訪れて力を授かっていたそうです。
現在は落石の危険性があるため、通行不可とされています。
■願いを占える「おより紙」
古くからイタコや祈祷師などの占いが行われていた十和田神社には今も特別なものがあり、それが「おより紙」です。
おより紙は宮司さんが神前に供えて祈念した紙を使い、吉凶を占うものです。
願いを込めてこの「おより紙」を十和田湖の湖面に浮かべ、水底に沈めば願いは成就、浮かんだままなら願いを叶えるのが難しいと言われています。
私はあいにくの雨で出来なかったのですが、機会があれば今度訪れた時はやってみたいと思いました。
「何度も繰り返してしまうような失敗や悪癖を改めたい」と思っている人は、この十和田神社に来ると断ち切れると言われています。
日本武尊と青龍から強いパワーを貰って、心機一転できると思います。
この神秘的な空気を感じに、ぜひお休みの時に行かれてみてはいかがでしょうか?
「十和田神社」
青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486
バス:八戸駅からバスで135分
車:東北道十和田湖ICから国道103号を30km
(スピリチュアル占い師 CHIE)