哀川翔の娘・福地桃子が「地味かわいい」 若い頃の田中裕子を思わせる魔性感も(2/2)

2019/8/8 15:00 星子 星子



福地桃子は1997年10月26日生まれ、東京都出身の21歳。父親は俳優の哀川翔で、母親は元女優の青地公美(58)。女優デビューは2016年で、当初は哀川翔の娘であることは伏せて活動していた。父親と同じ事務所ではなく新垣結衣(29)などが所属する『レプロ』からデビュー。2017年5月10日に放送された『良かれと思って!』(フジテレビ系)で、父親が哀川翔であることを公表している。



2018はTBS系の連続ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)などに出演。映画『あまのがわ』で初主演を果たすなど順調な滑り出しを見せていたが、やはり一般的な知名度をあげたのは『なつぞら』。福地は広瀬すず演じるヒロインなつが育った柴田牧場の長女・夕見子約で、劇中では姉妹同然の設定。十勝弁を巧みに操り素朴ながら知的な存在感で確かな爪痕を残している。



NHKの朝ドラへの思い入れは強く、『べっぴんさん』『わろてんか』『半分、青い。』のオーディションも受けて落選した後『なつぞら』で晴れて柴田家の長女・夕見子役をつかみ取ったとのこと。その顔立ちは哀川翔に似ており、和風で薄いファニーフェイスだがどこか文学的でお色気を感じる佇まい。やはりNHKテレビ小説『マー姉ちゃん』で主役の妹役としてデビューした女優、田中裕子(64)の若い頃を思わせる「魔性の女」風のセクシーさも持っている。



華やかな顔立ちの正統派美少女・広瀬すずと、地味かわいいファニーフェイス福地桃子のバランスも秀逸で、ツーショット写真には朝ドラらしい清潔感溢れるかわいらしさが。



派手な美貌の持ち主ではないもののかわいらしい女優は同性の好感度も高く、多部未華子や黒木華など若手でも着実にキャリアを積み上げている売れっ子も。そんな「主役をはれる素朴系女優」の匂いを感じる福地桃子。「有名俳優の娘である」という話題性の後押しももちろんあるものの、お茶の間の好感度の高さも上々で、同じく二世俳優の安藤サクラ(33)クラスの活躍も期待できそうだ。

(星野星子)



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