日本の宝!ステキな老夫婦に癒される「喫茶・洋菓子 蜂の家」に20年ぶりに行ってみた(2/2)

2019/7/20 11:00 レモン糖の日々 レモン糖の日々

約20年ぶりにお店に伺うと、当時から可愛らしい雰囲気のマスターがそのままお元気な姿をみせてくださいました。今もご夫婦で仲良く営んでいらっしゃいます。



丁寧に育てられているのがわかる、緑が美しい植物たち。





店内はクラシックが流れ、奥様のご趣味でしょうか?昭和レトロのかわいらしい人形がところどころに飾られています。







ケーキメニューのところに「CAKE CLAN」と書いてあるのが気になり、伺うと、「フランス語で“ケーキを愛する”というような意味があるみたいで」とおっしゃっていました。



以前は季節ごとにケーキを作っていましたが、今は一年を通して手作りのプリン・アラモードとモンブランをいただけます。



私は手作りプリン・アラモードとレモンスカッシュを注文。小ぶりのプリンとシフォンケーキがなつかしいおいしさで感動してしまいました。



煉瓦風の店内と合わせて、マッチも煉瓦のデザイン。20年前にいただいたマッチがまだ存在していることに再び感動。



★「蜂の家」という珍しい店名の由来について★

戦後の食料難時代、食料や砂糖は配給制でした。甘いモノがない当時は砂糖よりもはちみつの方が安価だったそう。そこで、マスターのお父様が、大垣市の養蜂家の方にはちみつを分けてもらい、夏は氷、冬はぜんざいなどを出すお店を1.2年ほど営んでいたそう。店名の「蜂の家」の秘密はその頃のことに由来するそうです。

「蜂の家」は昭和51年頃オープン。当時は従業員もいらっしゃいましたが、ここ15年ほどはご夫婦のみで営業されています。

「もうやめようと思っているくらい」とマスターがさみしいことをおっしゃっていました。



いつも近くを車で通るたびに、「蜂の家」の存在を確認するのが習慣になっていましたが、土日祝日休みなので、再び訪れるのに20年もかかってしまいました・・・

もし、まだ行かれたことのない人がいらっしゃいましたら、ぜひこの愛すべき存在の「蜂の家」で、ゆったりとしたひとときを過ごしてくださいね。



レモン糖度 97

※残念ながら閉店されました。
土日祝休 10時~16時頃まで
  
蜂の家 名古屋市千種区今池1丁目7-5







(文と写真:レモン糖の日々)




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