太ましいけどセクシー ブリトニー・スピアーズがビキニで踊るシュールな動画が話題(2/2)
ブリトニーは現在、病院での療養を終え退院したばかり。20年来のマネージャーであるラリー・ルドルフが「ブリトニーの精神状態はとても深刻で、場合によってはもう二度とステージに立てない可能性すらある」と発言する中、なぜかブリトニーはセクシーなヨガ動画をインスタグラムに投稿。ご機嫌な音楽にあわせてポーズをとる彼女は、ほぼ下着のようなビキニ姿。ボディラインは年相応に肉付きがよくセクシーではあるが、ヨガウエアではなくビキニということもあり生々しい印象も。
さらに、ブラジャーとショートパンツのみ着用して故マイケル・ジャクソンの楽曲にあわせ激しく踊る動画も公開。37歳という年齢を考慮すれば充分に美しくキレのあるダンスだが、全盛期と比べると体は絞りきれておらず、コメント欄には引き気味の顔文字も。アイコンが10代の美少女時代のものということもあり、少なからず違和感も感じられる。
筋トレをしている映像にも、やはりご機嫌な音楽がかぶさっている。第一線で活躍してきたパフォーマーだけあってダンスは巧みで、ボディラインも若干太ってはいるもののブヨブヨではない。プロがヘアメイクを施し、撮影・編集をすればクオリティの高いものを作ることもできそうだが、なぜかプライベート感あふれるゆるい仕上がりになっている。
そんな彼女が現在アイコンに使用しているのは、1998年に発売された大ヒットアルバム『ベイビー・ワン・モア・タイム』のジャケット写真。
「Can you believe that this album was released 20 years ago today? I can’t(中略)full of ups and downs, but I’m grateful for every single moment of it al1」(これが20年前のアルバムだって信じられる? 信じられない。(中略)浮き沈みに満ちた人生だったけど、いつだってすばらしい日々だったと思います)」
というコメントを添えて、波乱万丈だった人生を振り返っている。
ブリトニーが公開する動画を見る限り「面影もないほど太ってやつれた」というわけではなくそれなりに美貌も体型も維持していることが伺える。しかし「完璧に仕上げた」状態ではなく、無防備なまでに年相応の姿をさらけ出している。ブリトニーほどのスターが加工もせず「仕上がっていない」姿を公開していることに若干の違和感があり、そこはかとない狂気も感じられる。
(星野星子)