人間の器が小さい…「嫌いな女のSNSを見ては嫉妬してしまう!」

2019/5/11 18:00 小林 潤奈 小林 潤奈


チョコミントアイスが沁みる気温になってきましたね。

ドラえもんとチョコミント大好き、小林です。

さて、今週もお便り頂いております!いつもありがとう!


ペンネーム「肩パット」さん

私は人間の器というものがとても小さく、嫌いな女がSNSなどで人生楽しんでいたり、幸せそうな様子を見るととんでもない嫉妬にまみれる時があります。

潤奈さんはそういう時ありますか?

またもしそうだったら自分のなかでどう対応していますか?




嫌いな女がSNSで幸せそうだったら気に食わないのは当たり前じゃない?!

その気持ち100%そっくりそのまま分かる。

私も仏なわけじゃないからもちろん嫌いな人はいるし、嫉妬にまみれます。

それに加えて、その嫉妬というエネルギーを相手に向けることで、相手の人生に華を添えているのも事実。

嫉妬される女ってなぜだか美しくなっていく。


良くも悪くも、スポットライトが当てられているわけだから当たり前なんですけどね。

その重いライトを自ら相手に当てて、相手を輝かせてることにも気づけず悪口言っている姿はとても滑稽。

結局、主役を譲っちゃっているのは嫉妬している側なんですよね。


あと、これは声を大にして言いたいんですけど!

人の悪口を言うことに対して「それって結局大好きってことじゃん」みたいなこと言ってくる人いるじゃないですか。


あれ、まじでなに!?

こっちは本当に嫌いなのに「嫌いって言ってるのに気になるってことはつまり大好k「うるせぇ~~~~~!!!!!!!wwwwww」


話通じねぇ!!!なんだここは!!パラレルワールドですか!?

みんなどこ!?お母さん!!お父さん!!!!!


って若干パニックになってしまうほど意味が分からない。


そういう逆の視点で見てみると全部ポジティブ!みたいな発言する人とても嫌いです。

ポジティブで人生やりくりできると思わないで欲しい。

うんこ味のカレーが嫌いな人に対して「マズいって思うってことは味わってるってことでしょ?つまりそれって好きってことじゃん?」って言わないでしょ。

マズいもんは、マズい。


せいぜいお決まりの「本当に美味しいうんこ味のカレーを食べたことないからだよ」とか「大人になったら分かるよ」じゃないの。

嫌いなものは嫌い。

好きなものは好き。

無機物と有機物のようにしっかり分けてほしい。

ここではそういう「結局好きじゃん」というすべてを無残にぶっ飛ばすワードは出てこないので安心して読み進めてください。


まず、

・どうして嫉妬にまみれてしまうのか。

・嫌いな女に心を揺らされるのに見てしまうのか。

これらの理由は二つだと思っています。


ズバリ、「暇」「自分に夢中じゃない」

毎日同じことの繰り返しで、暇で暇でやることがない。

刺激がない。

人生へのやりがいが無くなり、そんな冥途の道を辿り続けるような感覚になってしまう時。

あるはずのない漠然とした「永遠」が襲ってくるのは大抵、暇な時です。


不安というコンプレックスを持ってしまった状態で、今を楽しんで生きている人を見ると嫉妬にまみれてしまうのは必然じゃないでしょうか。

特にこの現代、今を更新する人がごまんといます。

その今という情報が溢れかえっている世界に自分だけ今ではなく、永遠の暇という不安にいるのは苦しいはず。

そして、嫉妬から来る嫌悪は相手にぶつければ華になっても、同時進行で自分に対する嫌悪を加速させてしまいます。


とてもエネルギーを使うし、本当に苦しい。

嫉妬は苦しいの!


だから、自分のためにも暇じゃない時間を多く作るべきだと思います。

もちろん忙しいばっかりじゃなくてゆっくりするのも大切ですが、ゆっくりするのと暇は全然違います。

そこを間違えないようにすれば、上手く時間を使えるのではないでしょうか。


例えば、ずっと後回しにしていた勉強(資格や、語学など)をするとか、韓流ドラマを見るとか。

韓流ドラマは見始めると本当に忙しくなるのでおススメです。

特にトッケビ!これのせいで私はもう、ほんとーーーーーうに忙しくなりました。


なんでも良いんですけど、私的にここでポイントになるのは「自分のことで忙しくする」ということです。

二つ目に挙げた「自分に夢中じゃない」に繋がるんですけど、やっぱり自分に夢中じゃないから暇になっちゃって、他人を見ちゃうんですよね。

自分の人生、嫌いな女の人生まで背負うのは馬鹿らしい。


そして結局、人の人生に執着せずに自分のことをやっている人(自分に夢中な人)って魅力的です。

自分のことをやっているから、他人には無関心だし、関心がある人とだけ本当に仲良くなれる。

他人に対して嫌いという感情まで到達することなく、無関心で人と接することができるから余裕があります。


その懐の広さ、余裕さはどれだけ自分のこと、自分の人生に夢中になれるかが鍵となってくるのではないでしょうか。


【結論】

嫌いな女に華添えてないで、自分のことをやる!!


思えば私も、東京へ引っ越して初の一人暮らしで、どうやってお金を稼ごうとか料理とか家事とか、とにかく自分が生きていくということを考える機会が多くなりました。

確かに、気に食わない人に対して嫌いという感情よりも「今はそんなことどうでもいい」という感情になったかもしれない。

もっともっと自分に夢中になって、自分自身の人生を思い切り生きたい!

この冥途の道を外れて、有終の美を飾れる人生を全うしたい。しましょう。


さて、今日はここまでです。


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