【最高の癒し】モネの美しい絵画に惚れる『印象派、記憶への旅』

2019/4/8 12:20 明菜 明菜
美術館に行くのだから、美しい絵が見たいじゃないですか。日々の疲労やストレスなどどこかへ吹き去ってくれる、美しい絵が見たい。


2019年 ポーラ美術館『印象派、記憶への旅』展⽰⾵景

そんな思いを叶えてくれる美術館が、日本に2つもありました!モネ、ゴッホなど印象派を中心に、巨匠の絵をコレクションしているポーラ美術館とひろしま美術館。日本の東西を代表する箱根と広島の美術館ですが、この度、一か所で両方見られる奇跡的な展覧会が始まりました!


ポール・シニャック《パリ、ポン=ヌフ》(1931年)ひろしま美術館

そうそう、やはり美術館には癒されに来なければ(戦いに来るときもあるけれども)。印象派の巨匠たちの美しい絵画は、人々を数百年にわたって虜にしてきた折り紙付きの癒し効果を持っています。


クロード・モネ《睡蓮の池》(1899年)ポーラ美術館

群を抜いて美しいのは、モネですね。水に反射する景色の鮮やかさに驚き、本来の風景はこのように見えるのか・・・とすら思うほど。影にすら色を見出したモネの絵画。自分の目の穢れを取り払うことができる絵画です。

モネより少し年下で同じく有名画家のセザンヌは、モネに対して「モネはひとつの目に過ぎない。しかし、なんという目だろう!」という名言を残しています。よく分かりませんが、画家をも虜にする美しさだということです。


ポール・セザンヌ《プロヴァンスの⾵景》(1879-1882年)ポーラ美術館

ポーラ美術館とひろしま美術館のコレクションが並んで展示されているのも感動的。甲乙つけがたい美しさで、日本国内でこんなに充実した西洋絵画が見られること自体、初めて知りました。もはや体感する美術の教科書。あの巨匠たちが教科書を飛び出し、私たちの目の前に現れるがごとき体験です。


左:クロード・モネ《セーヌ河の朝》(1897年)ひろしま美術館、右:クロード・モネ《国会議事堂、バラ⾊の シンフォニー》(1900年)ポーラ美術館

「印象派、記憶への旅」という展覧会タイトルのとおり、画家たちは目で見た景色やそのときに抱えていた思いを筆に託しました。力強い色、弱くはかない一筆、たくましい傷…遠くから見ればただ美しい絵は、近づくほどに様々な表情を見せてくれます。


ラウル・デュフィ《パリ》(1937年)ポーラ美術館

19世紀のパリでは、開発イケイケドンドン派と伝統的な街並みを残そう派の両方がいたわけです。結果的にはパリ大改造があって今の姿に至るわけで、都市の景色は大きな力で移ろいました。現代的なパリの街並みと田舎の風景の両方を描いた印象派の画家たちは、歴史の激動のその瞬間を克明に描写したのですね。

2019年 ポーラ美術館『印象派、記憶への旅』展⽰⾵景

本展は会場の壁の色にも注目です。こんなにカラフルな展覧会、今までにありましたっけ? 会場の一部は写真撮影OKなので、インスタ映え写真も撮れちゃいます。
ポーラ美術館とひろしま美術館がコラボした、印象派と風景の美をたたえる展覧会。現在はポーラ美術館で開催中で、何度でも遊びに行きたい幸せな空間です。

展覧会名:印象派、記憶への旅
会期:2019年3月23日(土)~ 7月28日(日)※会期中無休
*第2会場・ひろしま美術館では2019年8月10日(土)~10月27日(日)
会場:ポーラ美術館(ひろしま美術館に巡回予定)
開場時間:9:00 ~ 17:00(最終入館は16:30)
観覧料:大人は1800円
https://www.polamuseum.or.jp/