【自己紹介が苦手…】克服する方法は?「なによりも素直が1番!」

2019/3/23 18:00 小林 潤奈 小林 潤奈


本格的に暖かくなってきた季節。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私は相変わらず太っています。

さて、今週のお便りは新学期のお悩みあるあるです!



ペンネーム「お餅ぽてと」さん


新学期には絶対にある自己紹介が苦手です…

面白いことを言うこともできないし、緊張しすぎてハキハキ喋れません。

みんなに良い印象を持ってもらいたいのですが、潤奈さんは自己紹介の時どうしていますか?





新学期の悩み~!!!!!

めちゃくちゃ分かる!!!







私は高校生の時、田舎の地元から離れて都会の方の私立女子校に通っていたのですが、なにせその高校は幼稚園から大学まで一貫の学校だったので既存のお嬢様たちの絆が強い。

しかも、地元から1人しかその高校に行かなかったので友達もいない。

0からのスタートです。


さすがにビビるよね。


もともと、たった1人で全く知らないところに行くことが好きという変態ではあったけど、この変態をもビビらせる環境だったのを覚えています。

本当に女の子しかいないし、みんな仲良しだし、なにより


「もう確立されている絆に、新たな絆を作り上げる自信がない」


これに尽きました。


そこで私が企てた作戦は自己紹介で「少しコンプレックスを話す」こと。


自己紹介で好きなものとか、趣味とか話しなさいって言われるけど正直そんなものどうでもいい!

いずれ分かることだし、人の好きなものとか趣味とか私ほんとうにどうでもいいと思うタイプなのでそこに力入れなくても大丈夫です。


でも、人の悩みとかコンプレックスって聞くと「分かる!!」ってなったり「面白い!!」ってなるじゃないですか。

自分から誰かに話しかける自信が無くなってしまったからこそ、相手に興味を持ってもらう側の作戦に出たんです。

小さなコンプレックスを話すともっとその話聞きたいと思うし、なによりも素直。


なんだかんだで素直ってとこを人は憎めないんです。(自論)

深刻な悩みとかコンプレックスは笑えないからダメだけど、軽いもので勝負してみてください。


例えば私は「体育祭がすごく楽しみ!中でも大縄跳びが大好きだから絶対に参加したいです。でもジャンプしすぎると衝撃でちょっとおしっこ漏らしちゃうのが悩みです。」とか話していました。

「おしっこ漏らしても絶対に優勝したいです。そこに恥はありません。」とか。


強い闘志の裏にある狂的なもの。

絶対に笑ってくれるし、同じことの繰り返しな空間に少しスパイスを与えられます。


この”少しコンプレックス話す作戦”ならハキハキ話せなくても、もじもじ話してても可愛いし面白いし!どうでしょうか!


お餅ぽてとさんにとって「良い印象」がどんなものかは分かりませんが、無理やり与えようとする印象は長続きしないということをよく覚えておいてください。

そして、それを継続させようとすると自分の首を絞めることになるし、きっとすごく疲れてしまいます。

素直であることが一番大切ですよ。


だから、私に相談してくれたものを自己紹介で紹介するのも良いんじゃないかなと思いました。


「自己紹介で良い印象を受けたいのに、緊張してしまって上手く話せません。どうしたら上手く話せますか?」

って頑張って自己紹介している子を、誰が嫌な気持ちで見ますか?


逆にそれで嫌な気持ちになる人がいても、その素直な自己紹介のおかげで自分と合う人をふるいにかけられるわけだから全然OK!


少なくとも私はなんて可愛いんだろうと思うし、お餅ぽてとさんのその悩みは自分にとってコンプレックスでも魅力の一つだと思いました。

難しく考えないで、素直な気持ちで自己紹介頑張って!!


ちなみに高校生時代に私が「この子ともっと話してみたい!」と思った自己紹介は「特技は豆腐に何も付けずに食べることです。」と言った子でした。

普通にすげえって思ったよね。



【結論】

大切なのは面白さよりも人間性!

どんなに話が上手でも、面白くても、基盤に人間性が関わってきます。

自己紹介でその日のために繕ったネタで挑んでも、それはどの日限定のキャラになってしまいます。

その時、いかに「この子と話してみたいな」と相手が見つけてくれるかが大切なので、素直な自分で挑みましょう!

みんなに良い印象を持ってもらいたい気持ちもすごく分かるけど、お餅ぽてとさんにも苦手な人がいるように自分のことを苦手だと思う人は必ず出てきてしまいます。

だから、みんなに好かれようとしないで、自分のことを好きだと言ってくれる人がもっと好きになってくれるように大切にすることが何よりも重要なことだと思いますよ。

たった1人あなたのことを大好きだと言ってくれる友人ができれば、それでもう人生は素晴らしい。

新しいクラスでも楽しくすごしてね!

さて、今日はここまでです。


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みなさん是非買ってください。本当に。

どうぞよろしくお願いいたします。




(小林潤奈)