お花見気分で味わう!桜煎茶や桜あんみつが期間限定で登場「カネ十農園 表参道」

2019/3/18 09:00 satomin satomin


いよいよ桜の季節が巡ってきますが、お茶の世界でも桜ティーが続々と販売されています。

表参道にある「カネ十農園 表参道」でも春の新作として桜煎茶や桜あんみつなど、桜×お茶メニューが登場しました。






「カネ十農園 表参道」は茶処静岡牧之原の老舗「カネ十農園」が2018年6月27日にオープンさせた日本茶の体験型ティーサロン。
煎茶をはじめ、アレンジティーやティーカクテルなどが提供されています。
2019年2月22日にリ・オープンし、旬の素材を取り入れたシーズナルメニューを展開。現在提供中の桜(~4月)からはじまり、檸檬(5~7月)、無花果(8~10月)、林檎(11~1月)が予定されています。



■春を感じられるシーズナルメニュー「桜」

2月22日から販売開始されたシーズナルメニュー「桜」を見ていきましょう。


・桜煎茶(Ice/Hot)

深蒸し煎茶の名産地でもある静岡牧之原の老舗茶農園の真骨頂「煎茶」に桜の花と葉をブレンドした「桜煎茶(Ice/Hot)」。


▲桜の花と葉がブレンドされた桜煎茶の茶葉。


水色は濃い緑色、粉が多くにごりあり。長くじっくり蒸すことで渋みが抑えられ甘みが感じられ、通常は仕分けされる葉や茎などの全ての部位が含まれている為、渋みもやわらかい煎茶になっています。
桜餅のような塩漬けされた桜の葉の香りが芳しい。丸い氷の上に添えられた桜の花と、お茶の緑とのコントラストがフォトジェニックな一杯です。




・カネ十あんみつ 桜

お茶との相性もよい和スイーツがリ・オープン時にメニューとして加わりました。

自家製の寒天に白い白玉と、一番茶の粉を煉りこんだ緑の白玉や黒豆を盛り合わせ、桜あん、桜アイスクリーム、桜あんチーズホイップが添えられ桜づくし!




仕上げに目の前で濃厚な煎茶蜜をかけてくれ、煎茶の味わいもやさしい特製あんみつです。




・一番茶チーズホイップティー(桜)

素材にこだわった真っ白なチーズホイップを一番茶にトッピングした一番茶チーズホイップティー。

風味豊かで香り高い九州産のクリームチーズとホイップクリームを合わせたチーズホイップは「プレーン」と「桜」の2種類。上から一番茶の粉挽きを合わせた塩をトッピングします。



春限定の「桜」は、桜煎茶に桜あんを混ぜたピンク色のチーズホイップ。お茶の緑色と桜色のコントラストが映える!
お茶好きならずともこの春、飲んでおきたいデザートドリンクです。


「プレーン」はカネ十煎茶、カネ十焙じ茶、カネ十アールグレイ、ラテスタイルから選べます。




カネ十アールグレイは紅茶ではなく、珍しい緑茶のフレーバーティー。
カフェインを抑えた一番摘みの静岡県産の緑茶の茶葉に、ベルガモットから抽出した天然の精油と、ドライの果皮と果肉を加えたベルガモットの薫り高いお茶です。


カネ十アールグレイの一番茶チーズホイップティー(プレーン)は、アールグレイの香りが芳醇で、さっぱりとした後口。
お茶の風味と、クリーミーなチーズホイップに茶塩のしょっぱさがアクセントになっていて絶妙な組み合わせ。

最近、流行っているチーズティーは主に紅茶や台湾茶との組み合わせが多いですが、日本の煎茶とチーズの相性も良いことがわかります。





ちなみに、味わい方は自由ですが、お店の方曰く、上のチーズホイップを楽しんでから、下のお茶を飲むのがおすすめだとか。
チーズホイップを食べる→お茶を飲んでさっぱり、またチーズホイップ→お茶、と繰り返すのがよさそう。
そして、最後に混ぜて飲んで味変を楽しんでみては。



他にも、最近流行りのモクテル(ノンアルコールカクテル)の桜メニューも登場!

桜煎茶、桜シロップ、りんごジュースを3層に重なた「カネ十スプリングオペラ」は、桜煎茶の風味とりんごの酸味に、桜シロップの甘みを添えた新感覚の日本茶アレンジティーです。



▲カネ十スプリングオペラ



■お茶3種×フレーバー素材20種から自分好みにカスタマイズ「オーダーメイドティー」



リ・オープン後には、カネ十農園表参道限定商品として、好みの素材とお茶を組み合わせて作るオーダーメイドティーも提供開始されています。


カネ十煎茶、ローカフェイン緑茶、カネ十焙じ茶からベースとなる茶葉を1つ選び、常時約20種あるフレーバー素材からお好みで最大3種類までブレンドすることができます。


ベースのお茶:
カネ十煎茶、ローカフェイン緑茶、カネ十焙じ茶




フレーバ素材:
シナモン、ペパーミント、林檎、生姜、バジル、ローズマリー、ローズレッドペダル、ヒース、コーンフラワー、マリーゴールド、レモングラス、ポンカン、唐辛子、山椒、黒胡麻、オレンジ、柚子、檸檬、などから常時約20種




生姜や柚子などの定番な素材から、緑茶やほうじ茶にブレンドするのには攻めた素材も。
多くのフレーバー素材から選ぶのは楽しいですが、選ぶのに悩みそうです。

カネ十農園の代表取締役 渡辺知泰さんのおすすめの組み合わせは山椒×煎茶とのこと。
さらに、面白い組み合わせとして唐辛子×黒胡麻×焙じ茶をあげていました。参考にしてみては。




テイスティングを繰り返し、自分好みのブレンドが見つかったらその場で包装し完成。ギフトにも最適です。





オーダーメイドティーのテイスティングには実際にお茶の審査などに使用する白磁の審査茶碗や審査盆(拝見盆)、秤(上皿天秤)などを使用するので、お茶好きならワクワクしてしまいそうです。





シーズナルメニューなどの新商品の他にも、定番ティーの煎茶(お茶請け付き)や、アレンジティー、カクテルティーなども提供されています。




あんみつ以外にも自家製の上生菓子、茶箱最中、カネ十煎茶塩大福など、お茶請けにぴったりの甘味もあります。




カネ十煎茶塩大福の中にはカネ十煎茶から作られた煎茶あんが…。抹茶あんのようですが煎茶の爽やかな味わいが秀逸です。





店内ではカネ十農園の茶葉の販売もされているので、お店で飲んで美味しかったお茶の茶葉を購入することもできます。




シーズナルティー「桜煎茶」も店内で販売されています。


▲桜色のパッケージが可愛い「桜煎茶」



表参道から歩いて数分の場所にある店舗はアクセスも抜群でありながら、大通りから路地を入った街の喧騒が届かない落ち着いた空間です。



店内は17席の畳製のカウンターがあり、花見気分が楽しめるよう桜で店内が飾られ目でも楽しめる和空間となっています。




一杯ずつ丁寧に淹れてもらうお茶は格別です。


新しくなった「カネ十農園 表参道」で、伝統に縛られない日本茶の新たな魅力を体験してみては。





・桜煎茶(Ice/Hot) 950円
・カネ十あんみつ 桜 750円
・カネ十スプリングオペラ 1050円
・一番茶チーズホイップティー 600円~
・一番茶チーズホイップティー(桜) 750円
・オーダーメイドティー(袋80g 1620円/缶100g 2268円)




●カネ十農園 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目1-22
電話:03-6812-9637
交通:表参道駅 A2出口より徒歩約7分
営業:月曜日定休/11:00~19:00(L.O18:30)
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(satomin@お茶ライター Teawriter)