転校すべき?学校で「ひとりぼっち」がツラい…「ぼっちは捉え方次第!」

2019/3/2 18:00 小林 潤奈 小林 潤奈


もう本当に花粉症がツラくて、すごくツラいので今はこれ以上しんどい思いをしないためにもダイエットしていません。

こんばんは、小林です。

本日もさっそく参りましょう!



ペンネーム「リンゴ」さん



私は今現在クラスでぼっちです。

二学期まで一緒にいた子は今は違う子のもとへ行ったり、ほかの友達のところへ行くので話しかける隙がないというか、話しかけてはいけない気がすごくするため全く喋っていません。

朝やたまに喋る子はいるものの現在はなにをするのも1人です。

ぼっち耐性はあるのですが、さすがにそろそろメンタルがダメになっちゃいそうです。

学校に行くのが嫌になっているのですが、行かないとダメな授業があったり、校外に出て活動するのが非常に多く、あまり休めません。

このまま1人が続けば学校を転校したいな、とも考えているのですがどうすればいいでしょうか。






なるほど〜

これはクラス替えのない学校ということなのでしょうか?

クラス替えがある学校なら、もうすこし我慢して新しいクラスになってから友達づくりに励むということが言えますが、きっとそういうことではなさそうですね。


そもそも大前提に、ぼっちがそんなに悪いことだと思わないでほしい!









なんで私がそう断言できるかというと私も学生時代、何度かぼっち体験をしたからです。

どっちに非があるとかじゃなくて、多感な学生時代ってなんとなくそういうものができてしまうからきっとしょうがないんだと思います。

私もお調子者で目立つほうだったからこそ、ターゲットにしやすかったっていう理由だったと思うし 私のことを嫌っている人がいたのも事実だから、ぼっちになるには妥当な条件が揃っていたんですよね。



最初はやっぱりキツかったし、どうしてだろうって思ったりしました。

大きないじめというわけでもなかったから、我慢できる範囲だったってのもしんどかったですね。

それに、今まで大人数で一緒にいたから 急に1人になって周りの人たちに可哀想だとかダサいと思われることが何よりも嫌でした。

だから寂しかったし、すごくカッコ悪いと思っていました。

でも、たった1つのきっかけが
「ひとりの寂しい時間」が「ひとりの贅沢な時間」に変わったんです。



それが、本でした。



1人でおとなしくいることが恥ずかしかったので、それが恥ずかしくない図書館に行ったとき、何気なく手にとった吉本ばなな先生の本で、私のすべてが変わりました。

吉本ばなな先生の美しくて優しくて、悲しくて寂しくて、柔らかくてためいきが出るほど感激してしまう物語の世界は、私の世界を大きく色付けてくれました。

(ちなみに“哀しい予感”という本がきっかけでした!今でも私の人生のバイブル本です。)

そこからは休み時間に1人で本を読むのが至福の時間だったし、読み終わればまた次の本を読めることが嬉しくてたまりませんでした。

吉本ばなな先生の言葉も含めて、この世のすべての美しい言葉を自分の中に入れたいって心から思いました。

そして本を読みまくると決めたんです。

あと、やっぱり本を読むと思考回路が増えて世界の幅がぐんと広がるぶん余裕がでて気が大きくなりました。
なので、

「1人でも平気な私がちょっとカッコいい」

とかも思い始めてました。

まじでとんだ勘違いナルシストだけど、楽しかったからOK!


私がひとりにならなかったら、手に取らなかった本。
そしてひとりじゃなきゃ、読み切れなかった本たち。

すごく贅沢な時間をすごせて私は幸せでした。


今では1日5分でも本を読む時間が取れないとストレスがたまってしまうほど本が好きです。

そのおかげで、私は漫画家や小説家を目指すようになったし、そのおかげで今こんなにたくさんの人たちに漫画や文章を読んでもらえてとても幸せです。


だから、私はあの贅沢な時間を今でも大切な思い出と胸を張って言えます。

ひとりの時間を寂しく過ごすか、贅沢に過ごすかで今後が変わってくると思います。


「1人でも楽しめる」ということに気がついた時、きっと人生というコンテンツをもっと楽しめるようになるし、なにも気にしなくなった時いつのまにかまた友達というものは出来ているものです。

私もいつの間にか違う友達が出来てたし、友達ってそういうものなんですよね、きっと。

それに、今の時代学校で友達ができるとも限らないじゃないですか。
ネットだったりで友達ができる時代です。

もちろんネットの使い方には気をつけなきゃだけど!

現に私の親友の1人はネットで知り合って、今や10年の付き合いです。

そしてぼっちにさせるようなグループは、そのグループ内で同じことをずっと繰り返して生きていくんです。

皮肉にも、1人は寂しいという偏見が一生抜けないまま大人になっていくんです。




【結論】


ぼっちは耐えるものではなく、趣味を探せる良い時間!


友達100人できるかなとかいうおかしな歌がある世の中だけど、友達100人いたって楽しくない時は楽しくない。

だったら、自分で自分を楽しませる方がよっぽど100人といるより面白いです。

ぼっちを悲しいものだと思わないで、ぼっちだからこそできる新たな自分の楽しみかたを見出してみてください。

それでもどうしてもメンタルがやられてしまったとき、また新たな環境に行ってみましょう。

それは逃げでもなんでもなく、ただ違う道に進んでみただけだから気楽に行っちゃってください!

そして勇気を出して友達に「避けてる?」と聞いてみるのも良いかもしれませんね。

私も一度聞いたことがあって「そっちが避けてると思ってた!」と両片思いみたいなオチだったことがあるので、

真実を知るためにも勇気を出すことは良いかもしれません。

でもとにかく!迷ったら楽しい方へ、楽しい方へ!



さて、今日はここまでです。


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KADOKAWAさんから私の初の単行本
「小林姉妹はあきらめない!」
が発売されております。


めちゃくちゃ面白いです!

また、宝島社さんより
デブたちが泣いて喜ぶ変態級にハイカロリーな即デブ飯レシピ本
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みなさん是非買ってください。本当に。

どうぞよろしくお願いいたします。




(小林潤奈)