可愛すぎて食べられない!『奇想の系譜展』のイチオシお菓子レポ

2019/2/17 21:30 明菜 明菜

「ぼくを食べちゃうの?」



なんだこれ!可愛くて食べられん!
マーブルチョコに犬のイラストがプリントされてます!

これ、実は美術館で買ったおみやげ。
日本画に登場する生き物の絵が描かれているんです。

ちなみに鬼の元ネタはこちら。


▲曽我蕭白《 雪山童子図》明和元年(1764)頃 三重・継松寺

どの生き物も、「奇想の系譜」の画家として有名な人が描いた絵の一部です。
伊藤若冲なんて、2016年に東京都美術館で開催された若冲展で3時間待ちの記録を出したほどの人気っぷりですからね。

若冲をはじめ、曽我蕭白長沢芦雪歌川国芳といった人気画家の絵が見られる「奇想の系譜展」も、同じく東京都美術館。
作品の魅力もさることながら、グッズへの気合いも素晴らしいのです。

グッズの中でも、最も推せるのがこのマーブルチョコ。



パッケージとチョコのプリントの可愛さはもちろん、ポケットに入るサイズなのが嬉しい!
バッグに忍ばせておいて、小腹が空いたら1つぱくり。
カチッと閉まるケースなので、溢れる心配も無し。

しかも、お値段は864円(税込)と、お土産にも丁度いいですよね。
これ、バレンタインの義理チョコ用に使えたな…

あ、ホワイトデーなら間に合う!
3月14日のお返しにどうですか!?



色は4色、柄も4種類ですが、味は全部同じです。
外はボリボリ、中はしっとりのミルクチョコレート。
スタンダードなマーブルチョコです。

さて、チョコは16粒入っている、と聞いたので、実際に数えてみました。



うん、確かに16粒入ってます。
柄は少し偏りがあるようにも見えるけど、許容範囲でしょう。

虎が少ないように見えるのは気のせいです。
目の錯覚です。



こんな可愛いお土産目当てに展覧会に行くのも良し、奇想の系譜の画家の絵を見るために行くのも良し、ですね!

江戸時代のロックンローラーとも呼べる、王道を行かず個性を爆発させた「奇想の系譜」の画家たち。
長らく忘れられた存在でしたが、近年、評価が急上昇しているんです。
天国の画家たちもビビってると思います。



展覧会とは、会期が終わりに近づくにつれて混雑を増していくもの。
奇想の系譜展は大人気の若冲作品が多く出ているので、今後の混雑も右肩上がりと思われます。

展示をゆっくり見るためにも、そしてグッズをゆっくり選ぶためにも、会期の早めに行くのがおすすめです!

奇想の系譜の中でも特に注目すべき画家の絵をお貸しにしたマーブルチョコ。
展覧会のお土産に、これは要チェック!

展覧会名:奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
会期:2019年2月9日(土)~4月7日(日)
会場:東京都美術館(最寄駅:上野駅)
休室日:月曜日、2月12日(火) ※ただし、2月11日(月・祝)、4月1日(月)は開室
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室:金曜日、3月23日(土)、30日(土)、4月6日(土)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料:当日券は一般 1,600円、大学生・専門学校生 1,300円、高校生 800円、65歳以上 1,000円
公式HP