【最高の癒しの島】猫の島こと湯島に行ったら猫ちゃんに疲れを吸い取られたレポ
本日のコラムはタイトル通り、猫ちゃんに疲れを吸い取られたレポです。
私が出向いた先は、熊本にある「猫の島」とも呼ばれている湯島。
なんと人口約280人に対して、地域猫が300匹以上。
現地のおばあちゃんは「猫の島に人間ごときが住まわせてもらってる」って言ってて、ちょっと怖かった。
猿の惑星的なことが起きているのかな…って思ったらお尻の穴ちょっと締まった。
でも確かに、私が湯島に到着したとき「猫ちゃん~!」と興奮する一方で猫ちゃん側も「ニンゲン~!」と喜んでいた。
猫を可愛がっているとき、猫もまたこちらを可愛がっているのだ。
それゆえ、フェリーから降りた途端から猫ちゃんたちからの歓迎がすごい!
すぐに柔らかな尻尾を足にからみつかせ!!
しゃがめば膝に乗ってきてスピスピと寝る!!!!
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/neko8.jpg)
↑当たり前のように膝に乗ってくる猫ちゃんたち
「に…にゃんだこの楽園は…?」
と、すでに猫ちゃんに侵食されたような口調で当惑してしまった。
猫ちゃんたちの侵略はすでに始まっている。
すこし撫でるだけでゴロゴロと喉を鳴らしてくれたりしてね、もう本当にありがとうございます。
こんな会って5秒でゴロゴロと鳴らしてくれるなんて、私なんかのために…。
「これ、後からゴロゴロオプションとしてお金取られたりしないかな。」と、疑ってしまうほどの人懐っこさ。
(逆にお金でそれを買えるならお金払うけども。)
そして島には猫スポットというものがあり、
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/neko4.jpg)
このような看板があるところには猫ちゃんがモフモフと集まっている。
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/neko2.jpg)
撫でられるのが好きな猫ちゃんが多いので「撫でて~」とニャーと鳴きながら近づいてくるのだ!
これが本当の猫なで声!!噂では聞いたことあるけど、まさかご本人さまが来てくれるなんて。
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/neko9.jpg)
待って、手めっちゃ肉々しくてウケる。
そして撫でると手からすべての疲れが吸い出され、代わりに癒しと平穏が注入される。
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/yusima3.jpg)
さらに、ここ湯島は猫ちゃんだけではない。
料理もおいしい!
特に「南風泊(はえどまり)」という定食屋さんは予約必須の人気店です。
メニューが「おまかせ定食」しかないお店で、毎朝捕れた魚次第で定食内容が変わるというもの…そういう店って絶対美味しいよね…
そしてここのお母さんもすごく気さくでいい人。
「猫探してないで彼氏探しなさい」って言われたけど、すごくいい人。
そんなお母さんに連れて行ってもらったのがカスミ草のお店。
ここは、カスミ草を染めたりハンドメイドのアクセサリーを出していて 私の秘めた乙女心が大爆発してしまった。
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/yusima2.jpg)
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/yusima.jpg)
(ちなみにこのカスミ草の写真は島で出会ったトラベラーかおりんが送ってくれました!)
(大口開けてげらげら笑う気持ちのいい方…素敵な写真いっぱいなのでぜひのぞいてみてください!かおりんのインスタはこちら☆)
ここのお兄さんもすごくいい人で、「え~結婚しようかなあ(笑)」って思ってたら普通に妻子持ちだったけど、すごくいい人。
泣いた。
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/sunset.jpg)
↑肩を落とす私を包み込んでくれる壮大な湯島のサンセット
猫の島と言っても、本当に猫ちゃんがたくさんいる!というだけでなく、人間と共存しているという印象が強い。
なので、猫ちゃんが道路のど真ん中で寝ていたら当たり前のように人間側がよけたり、フェリーの待合室で足元が寒いと猫ちゃんたちが集まって温めてくれる。
そして湯島に住む300匹以上の猫ちゃんみんなに名前が付いていて、去勢や避妊手術もしっかりされていたり、とにかく愛に溢れている。
今は猫風邪や病気の子たちの治療について話し合いも進んでいるらしい。
猫ちゃんのために大人たちが動くのは「猫ちゃんと一緒に住んでいる」という優しい気持ちが、当たり前のようにあるからであって。
優しいが蔓延している湯島は、とにかく癒しのヒーリング島でした。
ここに住んでいる方々もスローライフを楽しんで「”なにもしない”を、する。」というような、穏やかな時間があちらこちらと流れていました。
湯島に来る前日まで疲れてたからか、人に対して歯ぐき剥きだしにして威嚇とかしてたけど、そういう心のトゲトゲが全て抜け落ちた…。
そこの歯ぐき剥き出してる君も、熊本に行った際にはぜひ足を運んでみてくださいね!
~最後に猫ちゃんコレクション~
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/neko6.jpg)
↑口説いてくる猫ちゃん
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/neko7.jpg)
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/neko5.jpg)
↑湯島で一番仲良くなった猫ちゃん!
帰るとき待合室まで来てくれて、膝に乗って温めてくれた。
「いかにゃいで…」と悲しんでいた。
どなたかこの猫ちゃんの名前知りませんか。
さて、今日はここまでです。
KADOKAWAさんから私の初の単行本
「小林姉妹はあきらめない!」
が発売されております。
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/20180315kobayashihon.jpg)
めちゃくちゃ面白いです!
また、宝島社さんより
デブたちが泣いて喜ぶ変態級にハイカロリーな即デブ飯レシピ本
禁断の変態ごはん発売中です!
![](https://ima.xgoo.jp/column/img2/kobayashijunna/hentai2-2.jpg)
みなさん是非買ってください。本当に。
どうぞよろしくお願いいたします。
(小林潤奈)