アヴァンギャルドな江戸絵画が集結!「奇想の系譜展」4月7日まで(1/2)

2019/3/7 10:00 aya aya


「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」が、2019年2月9日(土)から4月7日(日)まで、東京・上野の東京都美術館にて開催されています。



美術史家・辻惟雄氏が1970年に著した『奇想の系譜』で紹介された、因襲の殻を打ち破る、斬新な絵画の数々。現在では、かつて江戸時代絵画史の傍流とされてきた画家たちが、その革新性によって熱狂的ともいえる人気を集めています。

本展では『奇想の系譜』で取り上げられた岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳の6名に、白隠慧鶴、鈴木其一を加え、8名の画家の作品を厳選して紹介。豊かな想像力、奇想天外な発想に満ちた江戸絵画の新たな魅力を紹介する展示となっています。


3月6日には、入場者数が10万人を突破したと伝えられました。




●みどころ

自由で斬新な個性を発揮した8名の画家の代表作が勢揃いする本展の、見どころを紹介。

新発見、初公開の作品に注目!

若冲の《梔子雄鶏図》《鶏図押絵貼屏風》や芦雪の《猿猴弄柿図》など、近年見出された初公開作品が多数出品されます。







海外からの出品も多数、初の里帰り作品も!

著名なプライス・コレクションから若冲、芦雪、其一の優品を出品。米国・キャサリン&トーマス・エドソンコレクションより、其一の《百鳥百獣図》が初の里帰りを果たします。



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