無理してない?「お笑い担当」の友達が心配

2019/1/26 18:00 小林 潤奈 小林 潤奈

タバコのごとく明太子を吸い込んでは

「この一本のために生きてるわ~」とヘビースモーカーのようなことをよく言います。

ヘビーメンタイカー小林です。

さて、さっそくお便り参りましょう!



ペンネーム「米粉パン」さん


私の友達にぽっちゃりさんがいます。

笑顔が素敵です。

でも、彼女が潤奈さんと同じくお笑い担当になり笑いを取りに行く姿を見ていると心配になります。

本当は無理しているんじゃないでしょうか。

何か彼女が楽に話せるようにできる声掛けはないでしょうか。






全ての優しいがここに詰まっとる…。

この「お笑いキャラ」「いじられキャラ」を買って出ている人は、時に見ているこっちが痛々しくなるほど体張る場面がありますよね。







逆に、モラルの無い人からストップのかからない単純に悪口だけのいじりかたをされている人も時々目にします。

私もそういうことはあって、朝起きると枕がビシャビシャになるほど泣いていたし、拳で殴り合ったりしながらここまできました。

そう思うと、やっぱりそういうキャラになりきれるまでの葛藤みたいなものの中にいる期間は「無理」が露出してしまうんでしょうね。



でも、私もこうして自虐キャラに徹してみたり笑いを取るのに必死になったりしながらも救われたことが本当にたくさんあったのは事実です。

自虐お笑いキャラって冷静に考えると、悩みの種であるコンプレックスを自ら披露して且つみんなに笑ってもらうというド変態行為なわけですが、コンプレックスをみんなと笑い飛ばせられるってとても気持ちが楽なんですよね。


そして何よりもポジション的にも楽!!!!

めっちゃ楽やねんな。

と、思わずエセ関西弁が出るくらいには楽やねんさかい。(ド下手)


そして私のコンプレックスを生かして笑ってくれる人がいると思うと、コンプレックスは実は武器だったんだと気が付いたんです。

だから、武器を使いこなすまでは下手な部分もあるし、無理してケガすることもたくさんある。

米粉パンさんのご友人さんは今まさにその時なんじゃないでしょうか。


私はこのポジションが心地良い、最適だと思ってから失ったものもたくさんあるけど救われて得られたものの方がずっと多かったです。

この武器を手に取らなきゃ今こうしてたくさんの人に出会えなかったわけだし!!

私はコンプレックスを足かせにしたまま、暗い人生を送っていたと思います。


たまたま私の場合は「コンプレックスを笑いにする」ということで自分自身の問題を解決できたわけですが、これはあくまでも私の場合。


もしこれを読んでいる人たちが自分のコンプレックスを持て余していても、私みたいに無理やり武器にしようとしなくてもいいんです。

コンプレックスを使うことで解決する人、そしてコンプレックスを消すこと(ダイエットや美容整形、自己啓発など)で解決する人。


どっちも正しいし、これ以外の選択肢もきっとあると思います。

どっちもやってみて自分にふさわしい方を進んでいけば、きっと自分自身を好きになれる時が必ず来ると思います。


過去、私はコンプレックスは武器にして振り回すのが正義だと思い込んでいたのでコラムでも「いじられないデブはただのデブ」と言う酷すぎる言葉を言ってしまったわけですが、絶対にそんなことはないです。

デブだろうがブスだろうが、それが自分のベストなら誰もそれをバカにしてはいけないし、自分が笑われるために無理することが正解とは思えないです。


たまたま私がすごく救われたから、救われる方法はこれ一択しかない!と狭い視野でむやみに語ってしまったせいで、ここまで無理してしまった人や傷ついてしまった人がいたら本当にごめんなさい。


そして、今米粉パンさんが出来ることは見守ることではないでしょうか。

無理してそうに「みえる」段階なら、きっとまだコンプレックスの持って行き方に迷っている段階なので一緒に持ってあげるくらいのサポートで十分だと思います。


一緒に持ってみた時、実はサポートなんていらなかったと思うかもしれないし、これは確実に病んでしまうと確信したときに一言「無理してる?」と聞いてあげることが最適なタイミングではないでしょうか。




【結論】


笑われ役になるのは決して苦しいことではない


もしも米粉パンさん自身が「自ら笑われに行く」というスタンスが理解できない人であれば、どうしても無理していると感じてしまうのは仕方ないことだと思います。

でも、自分の話すことで周りが笑ってくれたりするのってとても幸せなことです。

実際その立場に立ってみて、笑われているという感覚は一切なくて「次はどんなことを話したら喜んでくれるかな」というプレゼントの感覚の方が多いです。

私たちはワクワクしているということを、ぜひ覚えておいてくれると嬉しいです。


さて、今日はここまでです。




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みなさん是非買ってください。本当に。

どうぞよろしくお願いいたします。




(小林潤奈)