あの90年代ボーカリストが「平成を離したくはない福袋」化!平成最後の福袋商戦がアツい
明けましておめでとうございます、バブル時代研究家DJGBです。
いよいよ「平成最後」の4か月がスタートしました。 今日1月2日と言えば初売り、初売りと言えば福袋。今年のキーワードはズバリ「平成最後」。百貨店各社も、いつにも増してアレな感じ…いやユーモアあふれる福袋を発売しています。
今日は今からすぐ買いに行きたい平成最後の福袋をチェキラチェキラ。
こずえ鈴って結局今なんて名前になったんでしたっけ?
■各社の「平成最後」への便乗っぷりがスゴい。
京急百貨店さんの今年の福袋のテーマは《ありがとう“HEISEI(平成)”》。 なかでも私DJGBが注目したのはこちら。
●『平成を離したくはない!~ありがとう“HEISEI”福袋』(限定300名、抽選販売)
お一人様3,100円
「平成最後」×まさかのT-BOLAN森友嵐士という絶妙な人選のプレミアムライブに、刹那さを消せやしません。ご担当者様のおさえきれないこの気持ちがぶつけられた福袋の応募期間は1月2日~6日まで。すれ違いの純情に気を付けて!
もちろん他社も負けていません。
●小田急百貨店「同情するならニクをくれ夢袋」(限定10袋)
6,000円
対する小田急さんが繰り出したのは平成6年の流行語にちなんだ肉セット。安達祐実って今年9月でまだ38歳なんですね。限定10袋とのことなのですぐに売り切れてしまいそう。ゲットしてぜひ「具が大きい」カレーを作りたいところ。
このほかにも小田急さんでは「自分で自分をほめたい夢袋」「おっはー夢袋」「チョー気持ちいい夢袋」「加圧いつやるの?今でしょ!夢袋」「ハルクはんぱないって夢袋」など、「お、おう」な感じの夢袋が連発です。
●松屋銀座「平成最後にバブルをもう一度!『アッシー』・『メッシー』・『ミツグくん』福袋」(限定1個)
54万円
松屋銀座さんは「平成ドリーム福袋」をテーマに400種類、3万個の福袋を発売。なかでも注目は、子育ても一段落したバブル世代の夫婦に向けたこの福袋。シャンパンを飲みながらの銀座リムジンクルーズ(アッシー)、高級フレンチディナー(メッシー)、1カラットのダイヤモンドリング(ミツグくん)の3点セットは、通常価格で100万円相当とのこと。
このほかにもファーコート、チェーンバッグ、 サングラス、ファーカラーと、ディスコのペアチケット16万2000円相当のアイテムがセットになった「平成最後にあの輝きを再び!おっけーバブリー福袋 」(54,000 円・限定3個)なども登場します。
■本当のバブル時代の福袋はもっとスゴかった。
いささかバブル気味にも思える「平成最後」福袋商戦はいかがでしょうか。
ところで、こうした福袋商戦がメディアの風物詩として定着したのは80年代のこと。 バブル期の百貨店は、さらにさらに豪華でした。
<あのころ>1億9900万円の福袋 バブル期の初売り https://t.co/ks2mdYiKLE #共同通信47NEWS pic.twitter.com/iTSVZ25GwN
— AsteriskNews 相互フォロー (@populus1q3) 2018年1月3日
こちらは1990年の三越本店の様子。1990年にちなみ、1億9900万円の福袋が売り出されました。ちなんでほぼ2億って…、ちょっと意味わからない…。
さらにさらにちなむと、三越本店では前年の1989年(昭和64・平成元年)、世間が“自粛”ムード真っただ中の1月4日、より豪華な福袋を発売しています。
中身は、ピカソとルノワールの絵画2点セット。お値段、なんと5億円。
消費税導入はこの年の4月だから、3%=1500万円ぶんはお得だった…かもしれません。
百貨店各社がPR合戦に熱を入れる福袋商戦は、平成の30年間を通して、折々の世相を表す風物詩であり続けました。来年の今頃は、どんなアイテムが「●●(新元号)最初の福袋」として登場するのでしょうか。
私もこの数か月は肩書をシレっと「平成ふりかえり研究家」にでも変え、「平成最後」ブームに積極的に便乗していきたい!ふりかえりニーズをお持ちの皆様のお仕事お待ちしています!
(バブル時代研究家DJGB)