陰陽師も使っていた「辻占」がある瓢箪稲荷神社(1/3)

2018/12/17 09:00 スピリチュアル占い師 CHIE スピリチュアル占い師 CHIE


こんにちはCHIEです。
先日大阪に旅行へ行ってきました。

今回も旅行の目的は神社仏閣巡りなのですが、大阪には面白いパワースポットがあるんです!


■陰陽師も使っていた“辻占”が体験できる「瓢箪(ひょうたん)稲荷神社」



東大阪市瓢箪町にある「瓢箪(ひょうたん)稲荷神社」。

瓢箪山駅南口商店街を抜けてすぐの場所にあります。



境内は稲荷神社らしい朱色の鳥居が並び、竹林とのコントラストで厳かな雰囲気が漂っています。


本殿の裏側は小山になっているのですが、実は山ではなく、双円墳のスタイルをとる古墳です。双円墳の形がひょうたんを寝かせたように見えることから、地名の由来にもなっています。




古墳の前にある神社ということで、何か凄い力を秘めているような、独特の空気を感じました。


この神社は日本三大稲荷の一つで、“辻占(つじうら)総本社”と呼ばれています。



字を見てわかる通り、占いの聖地です。


「辻占」とは、あの安倍晴明も占術の1つにしていた、古くから日本にある占いのこと。

吉凶を占うというよりは、シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)を使って神託を受け取る占い方法です。万葉集などの古典にも登場しています。


元祖となる辻占は、占われる人が辻(交差点)に立ち、通行人の話す言葉や動作をもとに占うものです。

「夕占(ゆうけ)」といって、昼と夜の境であるマジックアワーの夕刻に占うそうです。
古来から、現世と異界の境界である「辻」には神霊精霊が降ると信じられていました。

江戸時代にはこの辻占が庶民にも流行して、ここで占いが行われていたそうです。
米相場の上げ下げを見て占ったり、神託により商売が繁栄したり、恋の行方を占ったり、占われてきた内容は様々で、当時から評判が高かったそうです。

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