パニック発作の症状を精神科医が「たとえ話」で説明。ネット上では「わかりやすい」の声

2018/11/30 13:06 いまトピ編集部 いまトピ編集部


某男性アイドルグループのメンバーが「突発性パニック障害」のため、一定期間療養することが発表されました。本人がマスコミに寄せたコメントには「今は、治療と静養が必要だということなので、一旦活動休止をお知らせする事をお許し下さい」と記されています。

パニック障害になると、突然の恐怖感や強い不安によって、激しい動悸やめまい、呼吸困難などの発作(パニック発作)が生じるそうです。

Twitterでは、とある精神科医の先生による、パニック発作の「わかりやすいたとえ話」が話題になっています。





このツイートをみたネットユーザーからは、さまざまな声があがっています。


・医者に「死なないから大丈夫だよ」と言われると「知ってる!だからあの異常な不安感だけ取り除いてください!」といつも思います。


・なんの病気でもそうですけど、そうじゃない人の無責任な言葉ってほんと無駄に傷つきますよね。


・病院の先生から「死にそうって思ったら電車の中だろうとどこだろうと座りなさい。絶対に死なないから大丈夫だよ。」って言われたのが今でも救い。


・精神科医の先生は、どれか一つでも精神疾患を患った経験があってそれを克服した人が医者になってほしい。


・わかりやすい…そんな感じなのですね!


・これは、経験した者にしかわからないやつ、ですよね。脳内の誤作動。


・実際なってみるとめちゃくちゃしんどいですね。死なないとわかっていても、不安でしょうがなくなりました。


・ひどい時は、死ぬほど苦しいから死にたくなる事多々でした


・これ警察官に言われたことあってそのあと呼吸できなくて倒れたことあります。


・このまま終わりが見えないなら本当に死ねたらどれだけ楽か。と思います。



精神障害に理解のない人は、パニック障害の患者さんに対して「気のせい」「気の持ちよう」と言ってしまう人もいるようです。

しかし、投稿者さんの掛かりつけの精神科医は、パニック発作を起こした人の脳を「ライオンに直面した時に出るべき脳汁が平時に大量放出してしまう」とたとえています。そのとき患者さんは本気で「死ぬ」と思うとのこと。

精神障害の患者さんは、誤った理解から差別や偏見に苦しんでいる人々が多くいます。精神障害への理解がもっと深まり、安易に「気のせい」などと言う人がいなくなる世の中になってもらいたいものです。



(いまトピ編集部:ヤタロー)