【この冬おススメスポット】ドイツに行かなくてもプチ・ドイツ気分が味わえる!

2018/12/3 09:00 yamasan yamasan

今ではすっかり日本でも年末の風物詩となって全国各地でにぎわいを見せているクリスマスマーケット。
ドイツで始まったと言われているクリスマスマーケット(ドイツ語でWeihnachtsmarkt)が、横浜みなとみらい地区の横浜赤レンガ倉庫で今年も開催されています。

今年はドイツ西部の古都アーヘンのクリスマスマーケットをイメージ。アーヘンに伝わる伝統的なお菓子「プリンテン」がモチーフのプリンテン人形がエントランスの両側でお出迎え。


エントランスをくぐると赤レンガ倉庫の1号館と2号館の間のイベント広場にはグリューワインやソーセージ料理、グッズを売っているヒュッテ(小屋)が通りの両側に並んでいます。


ヒュッテの屋根に飾られたサンタやトナカイなどの装飾も華やかさを添えています。


幼児キリストに礼拝する東方三博士(画面左)とくるみ割り人形も(画面右)。


通りを覆うように照明が飾られていて、上を見上げるとまるで星空のよう。
歩いていると、横浜からいつの間にか瞬間移動してドイツのクリスマスマーケットに迷い混んだような気分。それもそのはず、ヒュッテは本場ドイツからわざわざ輸入したそうです。

さらに通りを歩いて行くと、突き当たりには大きなクリスマスツリーが。


ここは絶好のフォトスポット!


ドイツのクリスマスマーケットの名物といえばシナモンや砂糖を入れて温めたグリューワイン。

店の前にはかわいらしいブーツ型のマグカップ。こちらは1つ600円で販売しています。


グリューワインは1杯600~700円。マグカップを買わないと紙コップに入ってくるのですが、紙コップだと「SNS映え」しないので(笑)、プラス600円 でマグカップに入れてもらいました。
(ビールを売っている店もありますが、ビールのグラスはデポジット制で、ビール代金プラス1000円を最初に支払い、飲み終わって返却すると1000円戻ってきます。)


赤レンガ倉庫のイベント広場そのものは屋根がありませんが、飲食できるテーブルや椅子はテントの中なので、雨の日でも大丈夫。雪がちらつく中、グリューワインで身も心もポカポカというのもクリスマスらしくていいかもしれません。

ドイツのクリスマスでもうひとつ忘れてはいけないのが、ドライフルーツやナッツ類がぎっしり詰まったクリスマス限定の菓子パン「シュトーレン」。
上には砂糖がまぶしてあって、白い衣に包まれた幼児イエスを表しているとの言い伝えがあります。


赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットでも販売していますが、これは自宅近くのベーカリーで買ったシュトーレン。
ドイツではアドヴェント(クリスマス4週間前)から少しずつ切って食べる風習があります。

こちらはエントランス入ってすぐにあるインフォメーションのヒュッテ。缶バッジや真鍮製プリンテンキーホルダーはじめ関連グッズも充実しています。


さて、アーヘンといえば、現在のドイツ、フランス、イタリアにほぼ相当するフランク王国を治めたカール大帝(742-814 在位768-814)が都を置いた都市として知られています。

威風堂々としたカール大帝の像。


市内のシャルルマーニュ・センター(「シャルルマーニュ」はカール大帝のフランス語表記)に展示されていました。4年前ドイツに行ったときに撮ったものです。

こちらはクリスマスマーケットが開かれる市庁舎前の広場。


第二次世界大戦末期の連合軍とドイツ軍の激しい市街戦の中、奇跡的に残ったアーヘン大聖堂。
1978年に登録された世界遺産第1号です。


見事なステンドグラス。


アーヘンの街も素晴らしいですが、アーヘンに行かなくてもアーヘンのクリスマスマーケットがそっくりそのまま日本に来てくれました。
親子連れでも、カップルでも、友人どうしでも楽しめるクリスマスマーケット。みなさんお誘いあわせの上、ぜひお越しになって、ドイツの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

夜景に浮かぶ赤レンガ倉庫。


開催概要は次のとおりです。

クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫


開催日程 11月23日(金・祝)~12月25日(火)
会  場 横浜赤レンガ倉庫
開催時間
12月14日(金)までは11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
12月15日(土)~25日(火)は11:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
(物販ブースのみ21:00まで)
イルミネーションのライトアップ 16:00~営業終了まで
(クリスマスツリーのみ23:00まで)
入園料  無料(飲食・物販代は別途)
詳細は公式サイト横浜赤レンガ倉庫をご覧ください