「北米のパリ」と呼ばれるあの街へ行ってきた。
カナダの東側に位置し「北米のパリ」と呼ばれるモントリオールは、公用語がフランス語。
この土地に住む子供達は、幼い頃から英語とフランス語のバイリンガルとして育つ。
街並みは、フランスの植民地時代の影響から、ヨーロピアン調。
そしてこの街には、美しい建築物が存在する。
今日も、アートな旅を満喫しよう!!
< プラトー・モン・ロワイヤル地区 >
カラフルでおしゃれなビクトリア様式の家が、道の両側に連なり、どこを切り取っても絵になる。
< モントリオール大聖堂 >
映画タイタニックで一躍有名になった歌手、セリーヌディオンが結婚式を行った、美しい大聖堂!!
カメラ片手に、世界中から訪れる観光客が後を絶たない。
入り口には、ラッパを吹く天使のモチーフが輝いており、入場者を歓迎してくれる。
星座をかたどったライトが、白く雪化粧をした足元を照らしていた。
独特な青に彩られた内装が美しすぎて、何度も足を運びたくなる場所。
天井を見上げると、美しいステンドグラスが施されていた。
幻想的で荘厳な祭壇を眺めながら、しばしうっとり、ボーッとしてみる。
ここまで無事に来れたことへの感謝と、旅のご加護と世界平和をお祈りした。
< バイオスフィア >
突如として現れた、謎の球体“バイオスフィア”。
“バイオスフィア”とは、生物圏のこと。
生物が生きるための条件が整っている場を意味する。
これは一体、何の建物なのか?
北米で唯一の水の博物館らしく、自然やエコシステムについての展示がされている。
モントリオールに住む学生達は、校外学習などで、何度も足を運ぶらしい。
そして驚くことに、この建物を設計したのは、あの天才!!
バックミンスター・フラーなのだ!!!
彼は、アメリカ出身の建築家、デザイナー、構造家、思想家、詩人なのである。
“宇宙船地球号”とは、彼の名言の中で、あまりにも有名な言葉。
多彩な才能を発揮し、一生涯、人類の生存を持続可能にするための方法を探求し続けた。
フラーの美意識が詰まった“バイオスフィア”は、1967年のモントリオール万国博覧会のアメリカ館として、建てられた。
球面を測地線(ジオデシック)で分割することから、“ジオデシック・ドーム”。
または、フラー博士にちなんで、“フラードーム”とも呼ばれている。
形の異なる2種類の三角形を、球体状になるように組み合わせることで、“最小の資源で最大の面積を生む構造”を実現させた。
内側からと外側からの、麻の葉模様越しに見る夕日が美しい。
そして、モントリオールの旅は続く!!!