悪評高いセブンイレブンの「コーヒーマシン」、ついにテプラに“負け”を認めた?
セブンイレブンが2013年から展開しているコーヒーブランド「セブンカフェ」は、レジで手渡される紙コップに、店頭のコーヒーマシンを使って自分でコーヒーを注ぐスタイルで、本格的なコーヒーを安価に飲めると大人気です。
そのコーヒーマシンは、有名デザイナーの佐藤可士和さんが担当し、発表時は「クールで洗練されている」と話題になりました。
しかし、店頭に置かれると、レギュラーサイズが「R」、ラージサイズは「L」と表示されていることなどから、客側からは「わかりにくい」という批判が殺到。実際に押し間違いをする客が後を絶ちませんでした。
その結果、多くの店舗では、コーヒーマシンに「大きいカップ」「小さいカップ」、「レギュラー」「ラージ」、「アイス」「ホット」などと日本語で表示したテプラがベタベタと貼られるといった押し間違い対策がとられてしまいました。
そんな「お洒落さ」を追求しすぎたコーヒーマシンですが、ついにセブンイレブンが“降参”したようです。
登場した当初、「オシャレすぎてわかりにくい」とテプラやシールの前に次々と敗北していった佐藤可士和デザインのセブンコーヒー、さっき改めてよく見たら、デフォルトで静かに降参していた。 pic.twitter.com/lgHuGjA8LQ
— まことぴ (@makotopic) 2018年11月1日
新しいコーヒーマシンでは、日本語で「大きい」「普通」「ホットコーヒー」「アイスコーヒー」などと書かれてたデザインに変更されました。「お洒落さ」よりも「わかりやすさ」のほうが重要であることを、ようやくセブンイレブンが認めたようです。
このツイートを読んだネットユーザーからは、さまざまな声があがっています。
というか、そもそも「L」と「R」をわざわざ
— eSu (@SDResq) 2018年11月2日
Rを左に、Lを右に置く理由を尋ねたいのは私だけでしょうか?(-_-;)
これはコラ画像だけど気持ちは分かる(´・ω・) pic.twitter.com/8N0UWDfWir
— 16tons (@16tons_) 2018年11月2日
サイズをMとLにしてくれなかったのが疑問だったりも。。。
— さば煮666@癒しの滝壺探索ちゅう (@sava2) 2018年11月3日
アホなので必ず機械の前でどっちを頼んだか再確認して、更に迷うので時間のロスが。。。後ろのかたに申し訳ない????
そもそも何故ボタンにした?レジでQR印刷済みのカップ渡せばいいやん。
— damia1212 (@damia1212) 2018年11月3日
確かに、レジでQRコードの書かれたカップを渡してコーヒーマシンで読み取るようにすれば、客がボタンを押し間違えたり、どれを押すのか迷ったりすることはなくなりそうですね。
近い将来、いくつかのコンビニでこの仕組みが採用されるといいですね。
せめて普通に Regular と Large で良かったと思うんですよね。
— Live long & prosper (@titan3xFnfxte) 2018年11月3日
デザインに凝るなら文字数くらいケチらなければ良いのに。
わずか数文字ケチったせいでこのザマだよ。
コンビニ利用者の機械操作のリテラシーを高く見積もりすぎるからこうなる。
— ST (@serast_km) 2018年11月2日
開発テストの時に縛られ地蔵の周辺にいる高齢者にテストして貰えば良かったのに。
セブンカフェのコーヒーマシンが改良されたことで、間違えて押す人や迷う人はかなり減るとは思います。前モデルのコーヒーマシンをデザインした佐藤可士和さんは、コーヒーを飲むのは「英語が読める人だけではない」「機械をサッと操作できる人だけではない」ということを考慮していなかったのではないでしょうか。
こうした全世代の人が使う機械を世に出すときは、事前に高齢者に試してもらうのがベストなのかもしれませんね。
(いまトピ編集部:ヤタロー)