【最高にナムい】大報恩寺展×「テクノ法要」が東博で開催!極楽浄土の世界観を現代風にアップデート

2018/11/2 20:10 鹿乃ハル 鹿乃ハル

展覧会史上初のコラボ!大報恩寺展×「テクノ法要」が開催!




今回、「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展の開催を記念して「テクノ法要」が東京国立博物館 平成館 大講堂にて10月30日と11月6日の2回限りで行なわれます。

「テクノ法要」とは、福井県の照恩寺の住職 朝倉行宣さんによるテクノミュージックとプロジェクションマッピングを用いて行われる法要のことで、福井・照恩寺だけに留まらず築地本願寺やニコニコ超会議など各地でも開催されネットを中心に話題になっています。


「テクノ法要」を考案した浄土真宗本願寺派の朝倉行宣住職(福井・照恩寺)と、真言宗智山派の菊入諒如住職(京都・大報恩寺)による宗派を超えたコラボレーションです。

ということで、「テクノ法要」のプレス向けの先行公開に行ってきました。

この日は「六観音菩薩像」背中公開初日夜の200名限定プレミアムナイトが行なわれ、プレミアムナイト参加のお客様も観覧していました。



▲東京国立博物館 平成館 大講堂

会場の大講堂は客席とステージがある空間で、始まるまではここで「テクノ法要」が行なわれるのか実感が湧きません。




法要が始まると、大報恩寺の菊入諒如住職を筆頭に若手のお坊さん7人がステージ上に座り、背後に仏像のシルエットが浮かび上がります。







テクノミュージックの音にあわせて読み上げられるお経の声。




プロジェクションマッピングによって次々と映像が変わっていきます。




ステージ上だけでなく、会場の天井にも投影される映像。




「テクノ法要」中に読経されるお経は、真言陀羅尼(ダラニ)と、理趣経(般若理趣経)、真言宗の宗祖、弘法大師空海の「南無大師遍照金剛」の3種類。




目の前で発せられる読経の声とテクノミュージック、そして、ステージと天井に映し出される映像により、極楽浄土のような不思議な空間に…。





会場では撮影可能ということでスマホで撮影している人も多く見られました。



テクノ公演終了後、朝倉行宣住職(福井・照恩寺)と、真言宗智山派の菊入諒如住職(京都・大報恩寺)がステージ上に登場し、今回の「テクノ法要」について語りました。



菊入住職は「テクノ法要」について聞かれると「興味深く思っています。」と好意的に捉えており、今回のコラボを「目で見て感じて頂ければと思います。」と述べた。




プロジェクションマッピングや映像と、テクノミュージックにあわせた読経で、仏教の極楽浄土の世界感を現代風に表現した「テクノ法要」。
その技術的な点について質問が飛ぶと「あらかじめ京都で録音した読経をリズム割り出して平均化し、音をリズムにあわせていく作業を行ないました。」と説明する朝倉住職。さらに、映像については通常自坊で行なうテクノ法要では朝倉住職が映像を作るが、「今回の映像はテクノ法要に参加している映像クリエーター数名によるものです。」と、優秀なクリエーター数名によって「テクノ法要」は支えられていると話した。




菊入住職以外にステージ上には6人のお坊さんが読経していましたが、今回、東京・亀戸のお寺の住職のご子息により東京の若いお坊さんを集めたとのこと。
距離的なこともあり練習などはできなかった為、ぶっつけ本番になったそうですが、聞く限りそれを感じさせない完成度でした。


2回目の11月6日(火)の「テクノ法要」の観覧は先着順です。観覧無料ですが展覧会チケットが必要です。
大報恩寺展×「テクノ法要」と今回限りのナムいスペシャルコラボです!
ぜひ見て、聞いて、体験してみてください。




さらに、12月9日(日)まで開催される特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」では、10月30日(火)から「六観音菩薩像」の光背が外され、通常見られない背中も間近に見ることができます。





聖観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、准胝観音(または不空羂索観音)、如意輪観音の「六観音菩薩像」(重要文化財)を360度からご覧いただけます。





まだ見られていない方も、すでに会期前半で見られた方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。




特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」を紹介したコラムはこちら。


・特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
会期:2018年10月2日(火)~12月9日(日)
会場:東京国立博物館 平成館 特別展示室第3室・第4室
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、会期中の金曜・土曜、10月31日(水)、11月1日(木)は21:00まで開館)
休館日:月曜日(ただし10月8日(月・祝)は開館、10月9日(火)は休館)
料金:一般1400円(1200円)、大学生1000円(800円)、高校生800円(600円)
※( )内は前売り、20名以上の団体料金
音声ガイド(日本語、英語、中国語、韓国語)は520円

・大報恩寺展×「テクノ法要」
日時:11月6日(火)15:00~16:00
場所:東京国立博物館平成館大講堂(定員380人)
観覧料:無料。ただし、本展観覧券が必要。半券でも可。その場合は別途入館料が必要。当日先着順。


快慶・定慶展公式サイト
公式Twitter公式Facebook


(いまトピ編集部 鹿乃ハル)

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