全68面の唐招提寺御影堂障壁画を再現!「生誕110年 東山魁夷展」が開幕
「生誕110年 東山魁夷展」が、 2018年12月3日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館にて開催されています。
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戦後を代表する国民的日本画家と謳われてきた東山魁夷。本展覧会は、東京では10年ぶりとなる大規模な回顧展です。
●みどころは?
「東山魁夷展」は、以下の全6章で構成されています。
1章 国民的風景画家
2章 北欧を描く
3章 古都を描く・京都
4章 古都を描く・ドイツ、オーストリア
5章 唐招提寺御影堂障壁画
6章 心を写す風景画
本展覧会の、特に注目すべき2つのポイントをご紹介します。
代表作がずらり
代表作である《道》《残照》《緑響く》や、京都の古都の面影を描いた作品など約70件が集結。東山魁夷の創作の全貌を堪能できます。
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唐招提寺御影堂障壁画を再現展示
構想から完成までに10年を要した大作、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画を展示室に再現。襖絵は全68面、すべてをつなげると83メートルになります。御影堂内部をほぼそのままに再現した展示風景は、まさに圧巻。
御影堂は2015年から7年間の予定で大修理が行われており、今後数年間は現地でも障壁画を見ることができません。本展覧会は、この作品を間近に見ることができる貴重な機会です。
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●写真撮影OKな場所は?
展示室を出たところに写真撮影が可能な《緑響く》のパネルが設置されています。撮りたい方は、カメラやスマホなどを忘れずに。
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