【面白すぎる研究】バナナの皮はマジですべる?イグ・ノーベル賞の世界展

2018/9/27 12:00 明菜 明菜


危ないっ!
というか、道端にバナナの皮なんて、恥ずかしいほどベタな展開!

ベタベタなアニメでよくある「バナナの皮に足を滑らせて転ぶ」現象
あれって、本当に滑るんですかね?


▲バナナの皮を踏んだときの摩擦の研究で物理学賞を受賞

という子供のような疑問を真剣に研究し、賞まで取ってしまった科学者がいます。
その賞の名前は、イグ・ノーベル賞!

本家ノーベル賞とは違い(苦笑)、日本人もたくさん受賞しているイグ・ノーベル賞。 その世界を楽しむエキサイティングな展覧会が始まりました。
その名も「イグ・ノーベル賞の世界展」です。
そのまんま!


▲イグ・ノーベル賞の授賞式の盛り上がりはグレイテスト・ショーマン級!

イグ・ノーベル賞といえば、バカバカしい発明に贈られる賞ですね。
本家のノーベル賞がとても名誉なのに対し、イグ・ノーベル賞は鼻で笑われがちで残念な賞です。

しかし、本当は凄いんだぞ、イグ・ノーベル賞!
お笑いではなく、科学として世界をハッピーにするアイディアに溢れているのです。


▲商品名は『Clocky』

「これ欲しい!」と思わず手に取りそうになってしまったのが、こちら。
タイマーらしきものに、車輪が2つついています。

ヒント出しますね。
「あと5分…」が口癖の人は今すぐア○ゾンで注文してください。


▲逃げ出して隠れる目覚まし時計『クロッキー』の発明で経済学賞を受賞

そう、時間になると勝手に走りまくる目覚まし時計です!
会場では時計がコロコロ走るCMを見られます。

起きなきゃいけないのに、目覚まし時計を止めて二度寝してしまうことってありますよね?
イグ・ノーベル賞を取った目覚まし時計は、アラームを鳴らしながら部屋中を走ります。
あなたが本気を出すまで捕まりません。

ベッドから出ないで腕だけ伸ばしても、逃げられちゃうんだなー。


▲ベッドから出ずに腕を伸ばして目覚まし時計を止めようとし、時計に逃げられる男性

イグ・ノーベル賞は、何の役に立つのか分からない研究にも贈られます。
「この研究、誰の理解も得られず低予算だな…」と推理したくなる実験の映像もありました。


▲猫は固体か液体か研究し、なぜか物理学賞を受賞

猫が狭いところにぴったり収まっている写真なんか、低予算すぎますよね。

これは「猫は固体であり、かつ液体であるのか?」という研究です。
え…固体じゃダメなんですか?


▲猫が液体か固体か考える研究のパネル展示

マジレスすると、液体とは「入れ物に合わせて体の形を変えられるもの」と言い換えられます。
猫は狭いスペースにするする入り込み、どんな形の容器にもピッタリ収まることができますね。

だから、猫は液体かもしれない!とのこと。
いやいや、一休さんかっ。

この一休クイズを、研究グループは流動学数学で解こうとしているのだそうです。
なんですかね?

ちなみに、猫の研究で物理学賞を受賞したマルク=アントワン・ファルダンはこう言いました。



「正解がなくとも考えることに意味があるのかもしれない

なぜ濁した?
せめて言い切って欲しかった…


過去にイグ・ノーベル賞を受賞した研究を眺めると、「その発想は無かった!」の連続です。
アーティスティックな発想の科学者がいる限り、SFのディストピアのように退屈な世界にはならなさそうです。
(いまトピアート部だから強引にアートに結びつける)


▲門脇正法 原作『栄光なき100人の天才たち「イグ・ノーベル賞を創った男」』のシナリオ展示(部分)

イグ・ノーベル賞は「馬鹿げた研究」に贈られるのではありません。
「面白すぎてツッコミどころが満載だけど、もしかしたら役に立つかもしれない研究」を讃える賞なのです。

いや、この際、役に立たなくたって良いじゃないですか。
世界をハッピーにするだけで、十分役に立ってます。

そんなイグ・ノーベル賞は、トロフィーギャグセンスも最高です。
トロフィーのデザインは毎年変わるのですが、見た目のインパクトが一番凄いのは2002年のトロフィー。



入れ歯!?

※ちなみに、バナナの皮は踏みまくって潰れたら滑るらしいです。
落としたての綺麗な皮では滑らないんだって!



▲ワクワク感を高めるために加工しまくった会場入り口の画像

イグ・ノーベル賞を全力で楽しむ展覧会が始まりました。
分かりやすいパネル展示や、発明品の体験を通し、お腹の底からイグ・ノーベル賞を笑い、感動してくださいね!

展覧会名:イグ・ノーベル賞の世界展
会期:2018年9月22日(土)~11月4日(日)(開催期間中無休)
会場:Gallery AaMo(東京ドームシティ)
https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/ignobel2018.html