車に貼られている「家に猫がいます」ステッカー、実はジョークではなく重要な意味が込められていた!
先日、Twitterのとある投稿で、猫のシルエットに「家に猫がいます」と書かれた黄色いステッカーがクルマのリアに貼られた写真が話題になっていました。
その投稿には「どうでもいい情報すき」というコメントが添えられていたため、思わずプッと吹き出してしまった人は多いようです。確かに「赤ちゃんが乗っています」ステッカーの類いのジョークだと思いがちですよね。
しかし、このステッカーには衝撃の真実が隠されていたのです。こちらのドンヘ先輩(@DH_with_CB)さんのツイートをご覧下さい。
こういうツイートを見ましたが、これは意味があるものです。
— ドンヘ先輩 (@DH_with_CB) 2018年9月10日
事故などで自分が意識不明になった時にこのシールに気付いたら家にいる猫を保護してほしいという意思表示です。
ちなみに僕は保険証のケースにちびすけの特徴と健康管理、緊急時の連絡先などを書いた家に猫がいますカードを入れています。 pic.twitter.com/MhOUzhD5U4
一見、単なるジョークのようですが、実はこれには意味があって、「事故などで自分が意識不明になった時に、このシールに気付いたら家にいる猫を保護してほしい」という意思表示なんだそうです。
Twitterユーザーの中にも、単なるジョークやシャレとして捉えていた人は多かったようで、さまざまなコメントが寄せられました。
フォロー外より失礼します((。´・ω・)。´_ _))ペコリ 家にペットがいますカード、初めて知りました!!我が家も9匹の可愛いにゃんこ達が私の帰りを待っているので私にもし万が一があったら・・・(T_T)このカードを持ちたいと思いました!教えて頂きありがとうございました! pic.twitter.com/8tZEJIHEUn
— あみにゃんこฅ^•ω•^ฅニャー (@and_ami) 2018年9月12日
はじめまして。なるほど!わたしもあのステッカーは洒落だと思ってたので、いいこと教えていただきました。うちの小さな家族のために活用します!
— チェックデーモン (@yoko_rin_567) 2018年9月12日
勉強になった。
— 海外ひもニートの日常 (@Imfuckinchicken) 2018年9月12日
でもこれ見てそんな意味思い付かない人がほとんどじゃないかな、もう一言付け加えるとかした方がいいような、
知らなかったし、知らないでつけてる人も多そうだ。勉強になりました。
— 若旦那 (@daemonhand) 2018年9月12日
これをツイートしたドンヘ先輩さんは、保険証のケースに猫の特徴や緊急連絡先などを書いた「家に猫がいます」カードを入れているのだとか。
また、「Baby in car」(赤ちゃんが乗っています)ステッカーができた経緯やその意味も解説しています。
ちなみにBaby in carシールはご存知の方も多いかもしれませんが、赤ちゃん連れの夫婦が事故に遭って夫婦共に意識不明の重体になり、潰れた車の狭い隙間に入り込んでいた赤ちゃんが取り残されてしまったことから作られたそうです。
— ドンヘ先輩 (@DH_with_CB) 2018年9月10日
まず赤ちゃんを探してほしいというご両親のお願いですね。
Baby in Carシールの意味には諸説あるようですが、僕は以前はシールが貼ってある車に対して家族自慢か?と思っていたのが意味があると知ってからは少し気を使うようになりました。
— ドンヘ先輩 (@DH_with_CB) 2018年9月12日
どんな意味だとしても赤ちゃんが乗っている車に対してみんなが少しずつ優しくできるといいなと思います。
また、ドンヘ先輩さんは、犬を飼っている人に対してこのようなアドバイスも投稿しています。
我が家には犬がいるのですが、犬にも使えそうなのでカードを持とうと思います。
— シノヨシ (@yoshibana) 2018年9月12日
レスキューカードはぜひご活用下さい!
— ドンヘ先輩 (@DH_with_CB) 2018年9月12日
それから犬の写真はスマホだけでなく印刷したものがあると災害時でスマホの充電に不安がある中で、はぐれてしまった犬を探すのに便利なのでオススメです。
僕はこんな感じで全身の大きさが分かるものと顔のアップを印刷して裏に猫の情報を書いたものを財布に入れています。
— ドンヘ先輩 (@DH_with_CB) 2018年9月12日
これを猫のキャリーケースにもケースに入れて付けてあります。
探すときにスマホで写真を見せながらだとすぐ充電が減ってしまうので。
お役に立てて嬉しいです。 pic.twitter.com/mVfVuNnWff
ちなみに、「ペットレスキューカード」とはこのようなものだそうです。
ペットレスキューカード。カードサイズです。家族全員が持っています。 pic.twitter.com/dE1cyncfrx
— 動物たちとその命を守る人を応援しています (@pmarincof) 2018年9月12日
こうしたカードはさまざまな様式・デザインのものがあり。「ペットレスキューカード」や「ペットが家にいますカード」といったキーワードで検索すると、無料でダウンロードできるものがいくつか出てくるそうです。
また、クルマなどに貼れるステッカーは、ショッピングサイト等で「レスキューステッカー」で検索すると大量にでてきます。
この「家に猫がいます」というステッカー、単なるジョークとしてクルマに貼っている人も多いかもしれませんが、実はこうしたメッセージが込められていたんですね、
特にペットを飼っていない人は、説明されないと気づきかないのは仕方ないことだと思います。本来はこんな意味があるということが多くの人に認知されれば、万が一の時にペットの小さな命を救えるかもしれませんね。
(いまトピ編集部:ヤタロー)