ヨーロピアンなカナダ!? ケベックシティーのハロウィンへGo!!
カナダ東部に位置し、北米で唯一の城郭都市であり、世界遺産のある街。
現在の美しい街並みからは想像できないが、その昔、米、英、仏の三国間の激戦地だった。
その忌々しい歴史の爪痕が、街中に存在している。
それは、黒い大砲や、大きなシタデル(要塞)。
(右上の城壁で囲われている星形の地区がシタデルである。)
シタデルの一部は、博物館として観光客に親しまれ、カナダ陸軍の駐屯地として、現在も機能している。
仏国の統治時代、毛皮などの交易港として栄えた歴史があり、その名残でヨーロッパ調の街並みが存在し、公用語がフランス語である。
(オシャレな看板の表記などもフランス語。)
< 戦場公園 >
黒い大砲をこんなに近くで、見るなんて。
胸が、とても重苦しくなる。
街灯についている旗にも、大砲のイラストが。
英仏の二か国語で表記されている。
展望台からは、紅葉した木々と貨物船を眺める。
なんだか、とても切ない気持ちになった。
<エイブラハム平原>
1759年、英仏の運命を決める、激しい戦いが起きた場所である。
大砲が設置されたままだが、とても穏やかな平原で、そんな歴史があったことなど、微塵も感じられない。
道なりに歩いていると、紅葉した木々が連なっている。
空を仰ぎみると、カナダの国旗を想起させる、オレンジ色の葉が重なりあっていた。
足元には、赤いメイプルリーフ。
公園には、リアルなハロウインの装飾が施されていた。
怖すぎる。
<ケベック州議事堂>
世界一美しい議事堂と名高い、フレンチクラシック形式の議事堂。
館内には、カフェや食堂もあり、ガイドツアーもしている。
レストランや、お土産を扱う、カラフルな看板と窓枠のお店がズラリ。
まるで絵本に出てきそう。
パンプキンのランタンが可愛らしい。
<ロワイヤル広場・勝利のノートルダム教会>
北米で最古の石像教会。
英仏戦争における、フランスの勝利を記念して建てられた。
< 壁画 >
ケベックの生活や歴史を描いた、なんともリアルな壁画。
<シャトーフロンテナック>
中世ヨーロッパを思わせるフレンチクラシック様式のホテル。
ルーズベルト大統領や、エリザベス女王、モナコ王妃グレイスなどの著名人が宿泊していた。
<プチ・シャンプラン通り>
お洒落で可愛いお店や、レストランが軒を連ねる。
アートなお店も発見!!
カラフルな窓枠やドアが、とても可愛らしい。
<夕暮れ時の美しい景色>
雨上がりに虹がかかり
黄金の空が現れた。
グラデーションの空に、オシャレな看板が映える。
歴史と共に、美しい景観やショッピングも楽しめるケベックシティー!!
ロマンチックなハロウィンの思い出作りに、行ってらっしゃーい!!