アート作品に住む?シンガポールの怪しい現代建築特集!

2018/8/31 09:00 明菜 明菜



いや、怖くない?
これ落ちてこないのかね…

「船が載ってるホテル」でお馴染みのシンガポール
世界三大がっかりスポットと可愛いがられるマーライオンに代わるほど、シンガポールで有名な建物です。



これは朝からビールの調子乗ってる図。

屋上はプールになっていて、そこでダラダラ泳ぐことが旅行者のステータスになっているらしい。
正気か?

地震が来たらひとたまりも無さそうな建物が乱立する国、シンガポール。
地震大国・日本に住む私たちからすると、クラクラする建築ができるのは、地震が起こりにくい国だから。

「こんなの怖くて住めない!」
と思うと同時に、アート作品に等しい家に住めるのは、羨ましくもあったり。
リスキーな建物を求めるなら、シンガポールへ飛び出すしかない!


◾︎ザ・インターレース


レゴブロックですか?
これはヤバいでしょう、風が吹いたら崩れそうです。

実物を前にすると、あまりに大きいので途方に暮れてしまいます。
何百人が暮らしているのでしょうか…気が遠くなりました。

でも、真上から見ると普通のビルにしか見えないのです。
秩序ある積み木、なんだなぁ。

「インターレース」とはデジタル分野の用語のようです。
ブロックごとに切り分けた画像データを転送する技術の1つなのだそう。

なるほどねぇー、だからブロックみたいな形なんだね!
そしてなぜそれを建物に取り入れた!?

◾︎ドリードン


うにゃっ、となってる!
真っ直ぐ立てているのでしょうか…
謎のウェーブが目の錯覚であることを祈ります。

高くなるにつれて太くなるのは何なんでしょうね?
上に行くほどリスクテイカーじゃない?

ドリードンザハ・ハディド氏の建築。
彼女は奇抜な建築デザインで浮世を騒がせる「建たずの女王」です。
建てる側の技術が伴わなければ作れないデザインが多いのです。

Wikipediaハディド氏の建物写真を見られるのですが、どれと比べてもドリードンの無茶さには敵わないような。
シンガポールは建築家に対して包容力がありすぎます。


◾︎リフレクションズ・アット・ケッペルベイ


傾いてる!?
日本の建築基準だったら絶対NGですね…。
一番高いところに住む人はどんな気分なのでしょうか。

日本刀の先端のような形で、美しいんですけどね。
住みたくはないです。

これを設計したのは、ダニエル・リベスキンド氏。
ニューヨークの世界貿易センター跡地に建てられたフリーダム・タワーもデザインした人です。
高層ビルが好きなのかなぁ。

「リフレクション」の名前に相応しく、海に反射した像も素敵とのこと。
海への行き方が分からず、見られなかったけど、逆さ富士のように映って綺麗らしいです。


◾︎まとめ


驚くべきは、どれも人が住んでいること。
クレイジー!

住人以外が入れる場所ではないので、内側の取材はできませんでした。
中はどうなってるんだろう…傾斜が無いか調べたい。

でも、アート作品に住む体験そのものは、ちょっぴり羨ましい。
現代建築ファンの皆さん、ここに住んだら遊びに行かせてください!