煽り運転を誘発する!?コレを知らないドライバーは結構多い!

2018/8/18 11:45 いまトピ編集部 いまトピ編集部


「煽り運転」が社会問題となり、ドライブレコーダーが記録したさまざまな煽り動画の動画がネット上に投稿されています。特に、高速道路上で無理やり停車させるというのは、死亡事故に直結するので絶対にしてはいけない行為です。警視庁は2018年1月、あおり運転を厳罰化しています

悪質なあおり運転は絶対に許されることではありません。しかし、高速道路の追い越し車線を延々と走り続けて、無意識に煽り運転を誘発してしまっているドライバーが多いのも事実です。

あかし203(@Hyogo_akashi2033)さんが投稿したこんなツイートが物議を醸しています。





これは、あかし203さん自身がワザと煽らせて楽しんでいるというのではなく、「ただ煽らせる(ケンカを売る)運転してる連中が多すぎる」という意図でツイートしたようです。

確かにお盆休みや年末年始、GW連休などの行楽シーズンは、追い越し車線をひたすら走り続けるドライバーが多くいます。本来なら追い越しを終えたら速やかに走行車線に戻らなければ「通行帯違反」という交通違反となります。





これは決して「マナー」の問題ではなく、「道交法違反」となりますので注意が必要です。普段あまり高速道路を走らないドライバーは、このルールを知らない人も多いようです。この違反をすると、違反点数1点、反則金6000円という罰則が科されます。サービスエリアなどのポスターでは注意喚起を促しています。

このツイートに賛同するコメントも数多く寄せられています。






筆者の経験談ですが、数年前に友人が運転するクルマに同乗しているとき、走行車線が空いているにも関わらず追い越し車線を走り続けていたところ、覆面パトカーにつかまり友人は反則切符を切られました。

しかし、走行車線に車間距離がない場合は、車間が空いているところまで追い越し車線を走り続けることになりますが、その間に後ろから車間を詰めたりパッシングしたりするのは、あきらかな「煽り運転」となります。絶対にやめましょう!




「追い越し車線を何キロ走り続ければ違反になる」という規則はありませんが、取り締まり現場での目安は「2km」という噂もありますね。



煽り運転をするドライバーが一番悪いのはもちろんですが、交通ルールを守らずに追い越し車線を走り続けるのも、後続車にイライラさせてしまい、結果的に煽り運転を誘発させてしまう可能性があります。もちろん「ワザと煽らせる」なんてのはもってのほかです。

お互いに思いやりをもって、安全なドライブを楽しみたいですね。

(いまトピ編集部:ヤタロー)