「もっと売れてもいいと思う女優枠」のルーキー 高田里穂の万人受けする透明感

2018/8/2 14:00 星子 星子





インターネット上には定期的に「もっと売れてもいいと思う女優・モデル」というスレッドが立ち、相沢紗世や小松彩夏をはじめとする「トップ女優に遜色がない容姿ながら、露出がさほど多くない」美女の名前があがっている。(下写真は左から沢井美優、小松彩夏、北川景子、安座間美優)

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中には、おっとりしたイメージのせいか、比嘉愛未や真野恵里菜など、十分知名度が高いと思える人物の名前もチラホラ見られる。(下写真は比嘉愛未)



そんな中、20代前半の「これから」という若さながら、ハングリー精神薄めの雰囲気とお嬢様系美貌で、「もっと売れていい枠予備軍」と言われているのが、『non-no』(集英社)専属モデルを務める女優、高田里穂だ。(以下写真、高田里穂)

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高田里穂の所属は「ソニーミュージックアーティスツ」。同事務所は、所属タレントが清楚系美女揃いということもあり、良くも悪くも「もっと売れそうな美女タレント」の宝庫と言われる事務所。土屋太鳳や二階堂ふみなどの売れっ子もいる一方で、同程度のポテンシャルを持つ「ほどほどポジション美女」も豊富に所属している。

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アイドル系ではなく正統派女優系揃いで、透明感がありイロモノ感やタレント性が薄め。同事務所の公式ページは、まだ知名度が高くない美女・美少女が発掘できる一方で、そこはかとない「もったいない感」も……。

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キャラクターによっては、自ら望んで「ほどよい知名度」であるよう仕事を選んでいる可能性もあるが、高田里穂はTVのバラエティ番組にも出演した経験があり、「もっと売れてもいい枠」に分類されやすい。

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高田は「もっと売れてもいい枠」に多い、ファッション雑誌専属モデル、戦隊ヒロインという経歴を両方保持する女優だ。2007年にティーンファッション雑誌『ピチレモン』(学習研究社)の専属モデルになり、2011年には、ドラマ『仮面ライダーオーズ/OOO』(テレビ朝日系)のヒロインにも選ばれている。また、2008年から現在までは、若い女性に人気の雑誌『non-no』で専属モデルを務めている。

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「もっと売れてもいい枠」の美女は、ある意味「量産型」。美しく整った顔立ち、ショーモデルほど長身ではないがファッション雑誌モデルにはちょうどよいマネキン体型、清楚な透明感。くわえて、同性受けがよい上品なイメージも特徴的だ。そういった意味では、高田はかなり正統派の「もっと売れてもいい枠女優」とも言えそうだ。

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なお、高田は、2013年にバラエティ番組『ウーマン・オン・ザ・プラネット』(日本テレビ系)で、ハリウッド女優に挑戦するためLAに留学するという企画に参加。米国映画『リッキー2』のヒロイン、ミシェル役を射止め「仮面ライダーヒロインがハリウッド進出」と話題になったが、事情により映画の制作がストップするという不運に見舞われている。

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上記の「ハリウッド進出企画」の経緯を見る限り、高田自身に「女優としてもっと売れたい」という意思はあることが予想される。くわえて実力にも安定感があり、23歳という年齢も相まってまだまだ「伸びしろ」は十分に感じられる。

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高田の公式インスタグラムには、久慈暁子、馬場ふみか、小島藤子など、知名度をグングン上げつつある若手の美女が数多く登場しているが、そのうちの誰と並んでも遜色がない美貌であつことは一目瞭然。確かに「今勢いのあるタレントや女子アナ」の個性は際立っているが、「正統派美女」としては、まったく引けを取っていない。

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高田里穂と近いポジションで、「もっと売れてもいい枠女優」と呼ばれながら、地道に女優業をこなしているうちに、頭一つ抜けた感がある女優といえば、『トットちゃん!』(テレビ朝日系)の黒柳徹子役としても有名な清野菜名があげられる。やはり女性誌専属モデル出身で戦隊ヒロインもつとめている。(下写真:清野菜名)

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ともすれば没個性的とも言えそうな甘い美貌が仇になり、さほど売れない時期を経て、アクション養成所で訓練を積み、アクション映画女優として独自のポジションを確立しつつある清野。「もっと売れてもいい枠」でトップクラスの人気を誇る比嘉愛未や真野恵里菜らと比べると知名度こそ高くはないが、今となっては、彼女たちのような「ガムシャラではない、おっとり感」はなくなった。才能を出し切って「努力に見合った売れ方をしている」イメージがあるので、脱「もっと売れていい枠」と言えそうだ。(下写真:清野菜名)



「『non-no』専属モデルでたまに女優」という肩書は「お嬢様感」があり、私生活でのモテという意味では一番老若男女にウケが良さそうなポジションでもある。「もっと売れてもいい枠女優」という位置づけも、「知る人ぞ知る美女」といったレア感があり「愛され女子」としてはほどよい。

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しかし彼女の「単身ハリウッドに乗り込む」ほどの度胸を考慮すると、「映画で賞をとる」など、アッと驚くような飛躍も夢ではなさそうだ。高田里穂は、若手女優の中で、「もっと売れてもいい枠美女界のスター」比嘉愛未や真野恵里菜を超える人材として、期待が集まっている。

(星野小春)