すごすぎる…「何だここは!」宿泊客限定の「雅叙園アートツアー」が想像の斜め上を行く絢爛豪華さだった!

2018/7/18 13:00 Tak(タケ) Tak(タケ)

ホテル雅叙園東京(2017年に目黒雅叙園から名称を変更)は日本で最初の総合結婚式場として有名ですが、60室全てが80㎡以上の広さを誇るスイートルームだけで構成された日本の美を堪能できるミュージアムホテルとしての側面も持っています。



東京都指定有形文化財「百段階段」が広く知られているホテル雅叙園東京ですが、実はこの他にも驚きの絢爛豪華な日本美の粋を極めた空間が館内に存在しているのです。

ただし、それらは結婚式の神殿であったり大きな宴会場であったり、はたまた中華料理店の特別個室であったりと、普段ふらりと出かけたのでは目にすることの出来ない特別な場所ばかりです。

そんな隠れた美の名所を宿泊された方限定で案内する「雅叙園アートツアー」が2018年6月18日よりスタートしました。宿泊された方であれば先着順でなんと無料で参加することが出来るのです!



以前から、噂を耳にしていた雅叙園の秘密の日本美の空間。観たい観たいと思っていたので「雅叙園アートツアー」はまさに渡りに船。待てば海路の日和あり!行かない手はありません!!

毎週月曜、水曜、金曜、日曜の朝9時から1時間半にわたり雅叙園の方が、普段は見ることの出来ない美しい美術品の数々を解説付きで案内してくれます。

アートファンであれば絶対に観ておかねばなりません。これは。また外国人旅行者の方々にも大変好評なようで驚きの声をあげながら必死にシャッターを切っているそうです。Instagramにあげなくてもこれは撮りたくなります。



今回、自分も「雅叙園アートツアー」にようやく参加すること叶いました。「凄い」「凄い」の連呼で言語障害になってしまったかのように目の前の美を言い表す言葉が思いつきませんでした。

真に美しいものを目の前にすると、言葉を失うとよくいわれますが、まさかこの年になってこんな近場(東京都目黒区)でその体験をしようとは夢にも思っていませんでした。

さて、陳腐な感想はどうでもいいので、ホテル雅叙園東京が誇る絢爛豪華な美術品の数々、そして贅沢な部屋たちをとくとご覧下さい。

【中華料理 旬遊紀 特別個室「南風 」】



堅山南風(1887-1980)が手掛けた杉板壁画。ぐるりと部屋を一周すると四季折々の花が表現されているのが分かります。



ちなみに杉板に直接描かれた絵画はむき出しのままの状態で部屋を彩っています。ガラスケースも何も無い、本物の作品の前にして頂く中華料理はどんな味がするのでしょう。一度でいいのでこの部屋予約して食事会開いてみたいですね。



旧目黒雅叙園から移築、復元された再現室である特別個室には、さらに興味深い秘密が隠されています。それは天井装飾を見ると分かります。これどう考えても西洋のアール・ヌーヴォー的な装飾です。

それもそのはず、この部屋は目黒雅叙園が出来る前にあの三菱一号館美術館を設計したジョサイア・コンドル(Josiah Conder)の手によるものなのです。

ちょっと、ちょっと!そこの建築好きのあなた!コンドルが手掛けた建物が雅叙園に残されていたことご存じでしたか~これを観ないと建築好きは語れませんよ。

【中華料理 旬遊紀 特別個室「南風 」】



「南風」の隣室が「王城」です。どちらも壁画を手がけた画家の名前を部屋名として用いています。こうした点にも創業者が、どれほどアートを愛してやまなかった人物かが分かるはずです。

杉板壁画は益田王城(1881-1955)の手によるものです。昭和9年5月に完成した壁画「美人花笠踊の図」。こちらもガラスケースなど一切なしでそのままむき出しの状態です。



美術館・博物館でケースを間に挟んで鑑賞することに慣れてしまっている者にとっては、はじめはなんだか落ち着きの悪い空間のように思えるかもしれません。でもそれもつかの間。少しすればこの贅沢な空間の中にいる自分に酔いしれ、まるで王侯貴族のように振舞えるはずです。

大名気分とはまさにこのこと。いやはや良い経験をさせてもらいました。

って、まとめに入るのはまだまだ早いです。まだレストラン旬遊紀の特別室を拝見しただけです。まだまだこれから「雅叙園アートツアー」の行く先には驚きの作品&空間が待っているのです。



そうそう「王城」で使用されている中料理店に欠かせない回転テーブルは、そもそもここ目黒雅叙園で誕生したものです。その第一号が修復を重ね、今でも使われているのです。「王城」へ行ったら螺鈿細工の美しい回転テーブルも愛でてやってください。


ホテル雅叙園東京 和室宴会場玄関

まだまだこの先にはこんな「何だここは!」的な空間が数多く待ち構えています。写真全て撮ってきましたが、ここで紹介しない方が良いですよね~これは実際に行って経験して感動する美です。

これだけのために、宿泊する価値十分にあると思います!

◇宿泊者限定「雅叙園アートツアー」

開始日:2018年6月18日(月)
実施スケジュール:毎週月曜日、水曜日、金曜日、日曜日 9:00am-10:30am

◇宿泊者限定「寺社仏閣ウォーキングツアー」

開始日:2018年6月19日(火)
実施スケジュール:毎週火曜日、木曜日、土曜日 9:00am-10:30am

※いずれも前日の17時までに要予約、先着順となります
・http://www.hotelgajoen-tokyo.com/

百段階段では現在、夏恒例の和のあかり展を開催しています。アートツアーにはこの百段階段も見学ルートにふくまれています。




アートイルミネーション 「和のあかり×百段階段展2018
~日本の色彩、日本のかたち~」

開催期間:2018年7月7日(土)~2018年9月2日(日)
開催時間:月曜日~木曜日 10:00~18:00(最終入館17:30)
金曜日~日曜・祝日及び8月13日~17日 10:00~20:00(最終入館19:30)
会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」(東京都目黒区下目黒1-8-1)


夏休みどこに遊びに出かけようか迷っている方、今年は都心で絢爛豪華な和の美を堪能してみてはいかがでしょうか。