デブなりの人生論を語る小林。「デブという事実を人生の荷物にしないで。」

2018/7/7 18:00 小林 潤奈 小林 潤奈


七月ですね。


かき氷を水分補給代わりにガリガリ食べています。

みなさんこんにちは、小林です。



本日も悩めるおデブちゃんたちからお便り届いています!

それではさっそく参りましょう!




ペンネーム「大魔神65」さん


『私はデブ歴=年齢(20)です。

そのおかげで「どうせデブやし」の一言で人生8割、四捨五入したら10割損をしています。

どうしたらこの考えから離脱できますか?

痩せる以外のアドバイスお願いします。』





痩せる以外のアドバイスでお願いします。


ここまで来ると逆に潔いな…。


「お金がなくて困っています。どうすればいいですか?働く以外のアドバイスお願いします。」

みたいなものですよね。

良い、良いね、そういう姿勢嫌いじゃない。



でも一つ言えるのは

「悩みの原因がデブである以上、解決方法もまたデブでしかない。」

ということです。


つまり一番最適なアドバイスは「その考えから離脱するには、デブから離脱する。」です。



しかしここはデブの間(ま)。

こんな「三食バランスの良い食事をとって、適度な運動を習慣づけましょう!」みたいな、気持ち悪いアドバイスは求めていない人達が集まる間(ま)。



もっと暴力的に「ただ唐揚げ食って寝るだけで明日20㎏痩せている方法」

みたいなことを教えろって話ですよね。

分かります。私もデブなので。


では私なりに「痩せる以外」の方法を考えてみたので、よければ参考にしてください。







私も「どうせデブだから」という自己否定、そして予防線を張ってしまうのですが これって本当良くない。


「どうせデブだし、どうせ私なんて無理よ。」


この言葉は自身を必要以上に否定してしまう呪いの言葉だと思ってください。

魔人65さんも言っているように「人生の8割損をしている」。



そう、この必要以上の自己否定を持っていると人生というコンテンツを楽しめなくなってしまいます。


私もことあるごとに「どうせデブだから」という呪いの言葉によって、さまざまな場面で一歩踏み出せないことが多々ありました。

そのたび、「なんでデブなんだろう本当痩せたい唐揚げ美味しい。」って落ち込んでいました。

でも今回魔人65さんからお便りを頂いて私なりに閃いたんです。



自分がデブであることは事実だけど、否定まではしなくてよくない?って!



だから「私、どうせデブやし。」という感情まで持っていかないで

「私はデブです。」までで留めておくべきではないでしょうか。



「私はデブです。でもそれと私が人生を楽しむことに関しては全く関係なーーーーーい!☆」
って生きちゃえばいいんですよ。


だって「離脱したい」ってことは、楽しく生きたいんですよね。

でもデブという悩みがあるせいで難しいんですよね。


じゃあもう、

「デブであることと人生を楽しむことを切り離す。」

ということが大切じゃないですか?


きっと「人生」と「デブ」とセットで考えてしまうから悩むんですよね。

人生の中にデブを取り込んでダイエットに励むことも素晴らしいと思いますが、

痩せられない以上は「自分の人生+おまけのデブアイテム」という、デブをあくまでもわき役状態にして生きるのが良いのではないでしょうか。



人生の主役は「デブな私」ではなく「私」。

なにかつまずきそうになっても「デブ?ああ、そういえばそんなのも体にひっついてたな」で乗り越えてみてください。

「痩せる以外のアドバイスで」って言えるくらいの屈強なメンタルを持っているなら、きっとできる。



デブになったのは自分なのに、そのデブに支配されてはいけない。

必ずしも支配者は自分でないといけないのです!



そのぜい肉に埋もれないで!!



とにかく、デブという一つのアイテムによって人生をもたつかせるのはもったいない。

もたつかせていいのはわき腹の肉くらいにしておきなさい。



「自分を操ってデブになった結果、デブに人生を操られる自分になってしまった。」

なんてそんな世にも奇妙な物語みたいなオチはやめましょう。



いいですか。


「デブの中で踊らされるな。己の中でデブを躍らせろ。」
(それっぽいこと言っているが、本当頭悪そうな言葉。意味もよく分からない。)




【結論】

デブな人はたくさんいるが、
あなた自身は一人しかいない。


たのしめよ!!!自分の人生を!!!!!
デブというリミッターを解除しな!!!!!!!!



さて、今日はここまでです。




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希望のペンネームがある場合は本文に記載してください。

無い場合はこちらで勝手にありそうなペンネームを付けさせていただきます。
インスタグラムのDM、TwitterのDMでも受け付けております。)
(お便り内容は文字数制限により、こちらで添削して載せる場合があります。)


3月16日より
KADOKAWAさんから私の初の単行本
「小林姉妹はあきらめない!」
が発売されております。




また、5/28(月)宝島社さんより
デブたちが泣いて喜ぶ変態級にハイカロリーな即デブ飯レシピ本
禁断の変態ごはん発売中です!





みなさん是非買ってください。本当に。

どうぞよろしくお願いいたします。




(小林潤奈)