合法的に持てるピストル…拳銃キーホルダーと「ファンシー絵みやげ」(1/2)

2018/6/29 12:00 山下メロ 山下メロ


■ 話題になった懐かしいキーホルダー

先日、懐かしいキーホルダーについてのTweetが話題となりました。



こちらでは以前の記事でも紹介した豆本キーホルダーの定番「なぞなぞチェック100」が目を引きますが、今回気になったのは拳銃キーホルダーです。 当時、観光地で売られていたキーホルダーには、この拳銃など武器のキーホルダーが非常に多くありますので、少し振り返ってみたいと思います。

■ 拳銃キーホルダーの世界

拳銃キーホルダーは撃鉄を引けるようになっていて、銃爪を引くと撃鉄が戻ってリボルバーが回るようになっているなど、細かいギミックが再現されたものが多いのが特徴です。


↑初期型の自動式拳銃キーホルダー。


↑先ほどのより少し小さい自動式拳銃のキーチェーン。

こちらのタグには「会津」と書かれていますが、大河ドラマ『八重の桜』の主人公で、砲術師範の家に生まれ、スペンサー銃で戦った会津藩の新島八重を意識したものでしょうか。白虎隊も銃を装備していたようですが、こういった拳銃はありませんでした。


↑回転式の拳銃キーホルダー。リボルバー部分が回転する。


↑大きいサイズのライフルもあります。


↑これらは撃鉄を引くと、リボルバー部分を押し出すことができる。




↑このように、デリンジャーのような複銃身式拳銃もある。


↑ミリタリーショップや雑貨屋では、銃弾のキーホルダーも定番。こちらも土産店の商品になっていた。

はい。駄菓子屋で売られている銀玉鉄砲や火薬式の鉄砲、それに玩具店で売られたエアガンやガスガンなど、子供向けの拳銃を模した商品はたくさんありましたね。当然それらも観光地みやげに取り入れられていたのです。

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