合法的に持てるピストル…拳銃キーホルダーと「ファンシー絵みやげ」(1/2)
■ 話題になった懐かしいキーホルダー
先日、懐かしいキーホルダーについてのTweetが話題となりました。
ピストルのキーホルダーめちゃよく見ました。チーム昭和です。 https://t.co/ReizgjMo1T
— 韓国語のHANA (@hanapress) 2018年6月21日
こちらでは以前の記事でも紹介した豆本キーホルダーの定番「なぞなぞチェック100」が目を引きますが、今回気になったのは拳銃キーホルダーです。 当時、観光地で売られていたキーホルダーには、この拳銃など武器のキーホルダーが非常に多くありますので、少し振り返ってみたいと思います。
■ 拳銃キーホルダーの世界
拳銃キーホルダーは撃鉄を引けるようになっていて、銃爪を引くと撃鉄が戻ってリボルバーが回るようになっているなど、細かいギミックが再現されたものが多いのが特徴です。

↑初期型の自動式拳銃キーホルダー。

↑先ほどのより少し小さい自動式拳銃のキーチェーン。
こちらのタグには「会津」と書かれていますが、大河ドラマ『八重の桜』の主人公で、砲術師範の家に生まれ、スペンサー銃で戦った会津藩の新島八重を意識したものでしょうか。白虎隊も銃を装備していたようですが、こういった拳銃はありませんでした。

↑回転式の拳銃キーホルダー。リボルバー部分が回転する。

↑大きいサイズのライフルもあります。

↑これらは撃鉄を引くと、リボルバー部分を押し出すことができる。


↑このように、デリンジャーのような複銃身式拳銃もある。

↑ミリタリーショップや雑貨屋では、銃弾のキーホルダーも定番。こちらも土産店の商品になっていた。
はい。駄菓子屋で売られている銀玉鉄砲や火薬式の鉄砲、それに玩具店で売られたエアガンやガスガンなど、子供向けの拳銃を模した商品はたくさんありましたね。当然それらも観光地みやげに取り入れられていたのです。