食べに行くか、観に行くか、さわやかのハンバーグとクレマチスの丘に揺れるココロ
観に行くか、食べに行くか、それが問題だ。
これは、ハムレットよりも深い悩みのもとに行動をした男の物語である。すべては三島駅から始まったのです。
観に行く→「クレマチスの丘」にある美術館に行きたい!
まずは「クレマチスの丘」へ行きたかったのです。こちらは静岡県の三島駅からバスで行くことになる上に複数の美術館がありどうしても滞在時間が長くなります。
食べに行く→話題の「さわやか」のハンバーグを食べに行きたい!
そして三島駅から歩いて少し距離がある場所にあるのが「さわやか長泉店」。話題のここのハンバーグを食べたい!ただし、待ち時間が長い可能性があると言う。
さぁ、この両立が可能かどうか、悩ましくありませんか?!え?悩みが軽いって?まぁ、そこは気にせずに。
クレマチスの丘とは?
クレマチスの丘は静岡県の三島駅から車で15分くらいのところにある施設です。つり橋などもある自然公園のなかに幾つかの美術館/文化館などがあります。地元の人が公園に子どもを連れて遊びに来たり、一部の美術好きにも知られています。
主な施設はヴァンジ彫刻庭園美術館/クレマチスガーデン、IZU PHOTO MUSEUM、ベルナール・ビュフェ美術館/ビュフェこども美術館、井上靖文学館で、それらに隣接してレストランやカフェなどがあります。
地元の人は車で行く人も多いとは思いますが、三島駅からは無料送迎バスが1時間に1本ほど出ているので車が無くても大丈夫。都内からだと三島駅までは普通電車で2時間半ほど、新幹線を使えば1時間半ほどと気軽な日帰り小旅行にもピッタリ。
さわやかのハンバーグとは?
静岡で店舗展開をしているステーキ・ハンバーグレストラン。ここのハンバーグの美味しさがネット上で噂になったり、有名人が話題に取り上げたりして全国的に有名になっているが、静岡にしか店舗が無いためいつかはここに行きたい!と切望している人が多い。今では店舗によっては休みの日は数時間待ちとなるくらいの人気の高まりとなってしまったそうです。
以前、クレマチスの丘に行くバスの中から見かけたのが「さわやか長泉店」。まさか大好きなクレマチスの丘に行く途中にあるとは!ほとんどの人が車で行くと思いますが三島駅から歩けなくは無い。次回は必ずこの店にも来るのだと心に決めたのでした……。
10:00 三島駅、10:30 さわやか長泉店、11:15 ハンバーグ。
さわやか長泉店、調べてみたらやはりそこそこ混むようです。昼時は1時間2時間の待ち時間は覚悟のようですね。そこで、待ち時間を想定するのに一番確実である、オープン前に店に行って並ぶと言う手段を選択しました。普通よりも2時間くらい朝早く家を出て行くことになります。はい、その段階で、そこまでして行くべきか悩みましたよ、悩みました。そう、でも行ったのです!行きました!
三島駅の北口から歩いて20分程度でさわやかに到着。オープン時間前ですが既に行列が。店内では機械による事前受け付けが始まっており、これは登録をすればメールでお知らせがくる優れもののシステムでした。待ち時間は1時間も無く2順目で店に入れました。お店イチオシのメニュー「げんこつハンバーグ」を頼みます
さて、やってきたのはまん丸なハンバーグ。それを店員さんが目の前で半分に切って、鉄板に押し付けます。
ジュー。
こんな時間かけて来たのに、美味しくなかったら許さない、と言う不安要素などはここら辺で吹き飛びます!もう見ただけで美味しいのは間違いない!ソース(オニオンソースを選択)をかけて、いただきます!
やばい!美味しい!やばい!
……すいません表現力が乏しいのですが、もし機会があれば、このハンバーグ食べてみてください。わざわざ来る価値はあると思います。
ようやくクレマチスの丘へ。
さて、満足をしたらその後はクレマチスの丘へ行くのを忘れてはいけません。目的はハンバーグだけではないのです。今回私が見たのは「ヴァンジ彫刻庭園美術館」、「IZU PHOTO MUSEUM」、「ベルナール・ビュフェ美術館」の3館。
こちらでは須田悦弘展が10月まで開催されています。木彫りでリアルな植物を作り、「え?こんなとこに?」と言う場所にその彫刻を展示をする作家さん。本物そっくりのリアルな植物がコンクリートの合間などから生えています。見る人は宝探しのように館内をキョロキョロしながら作品を探していく、その行動までもが展覧会の一部になるようです。そうそう、「雑草」と言う作品が見つけにくいところにありますので見落としてはいけませんよ!
また、庭では本物のクレマチスの花が咲いていますので、館内の木彫りのクレマチスと見比べ、一緒に楽しむことが出来ます。私が行った5月は他にもバラも咲いていました。
また、この美術館の名前にもなっているイタリアの現代具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻作品もあります。ここの住人の様に館内や庭に佇むヴァンジ作品達と会話をしてみたくなります。
5名の現代作家による写真や映像の展覧会。美術作家でもある杉本博司さんと建築家の榊田倫之さんの設計によるこの建物も必見です。
美術館のコレクションであるビュフェの絵をテーマ展で振り返る展覧会です。ビュフェ好きなら必見ですね。
本当は「井上靖文学館」も見たかったし、自然公園の中を散歩したかったところです。とは言いつつも、なんとか目当てのハンバーグ+展覧会は見ることが出来ました。ハンバーグがメインなのか、展覧会がメインなのか、それは聞かないで下さい。さわやかにしろ、クレマチスの丘にしろ、車ですぐ気軽に行ける地元の人がうらやましくなります。また行かねば(どっちに?)!
これは、ハムレットよりも深い悩みのもとに行動をした男の物語である。すべては三島駅から始まったのです。
観に行く→「クレマチスの丘」にある美術館に行きたい!
まずは「クレマチスの丘」へ行きたかったのです。こちらは静岡県の三島駅からバスで行くことになる上に複数の美術館がありどうしても滞在時間が長くなります。
食べに行く→話題の「さわやか」のハンバーグを食べに行きたい!
そして三島駅から歩いて少し距離がある場所にあるのが「さわやか長泉店」。話題のここのハンバーグを食べたい!ただし、待ち時間が長い可能性があると言う。
さぁ、この両立が可能かどうか、悩ましくありませんか?!え?悩みが軽いって?まぁ、そこは気にせずに。
クレマチスの丘とは?
クレマチスの丘は静岡県の三島駅から車で15分くらいのところにある施設です。つり橋などもある自然公園のなかに幾つかの美術館/文化館などがあります。地元の人が公園に子どもを連れて遊びに来たり、一部の美術好きにも知られています。
主な施設はヴァンジ彫刻庭園美術館/クレマチスガーデン、IZU PHOTO MUSEUM、ベルナール・ビュフェ美術館/ビュフェこども美術館、井上靖文学館で、それらに隣接してレストランやカフェなどがあります。
地元の人は車で行く人も多いとは思いますが、三島駅からは無料送迎バスが1時間に1本ほど出ているので車が無くても大丈夫。都内からだと三島駅までは普通電車で2時間半ほど、新幹線を使えば1時間半ほどと気軽な日帰り小旅行にもピッタリ。
さわやかのハンバーグとは?
静岡で店舗展開をしているステーキ・ハンバーグレストラン。ここのハンバーグの美味しさがネット上で噂になったり、有名人が話題に取り上げたりして全国的に有名になっているが、静岡にしか店舗が無いためいつかはここに行きたい!と切望している人が多い。今では店舗によっては休みの日は数時間待ちとなるくらいの人気の高まりとなってしまったそうです。
以前、クレマチスの丘に行くバスの中から見かけたのが「さわやか長泉店」。まさか大好きなクレマチスの丘に行く途中にあるとは!ほとんどの人が車で行くと思いますが三島駅から歩けなくは無い。次回は必ずこの店にも来るのだと心に決めたのでした……。
10:00 三島駅、10:30 さわやか長泉店、11:15 ハンバーグ。
さわやか長泉店、調べてみたらやはりそこそこ混むようです。昼時は1時間2時間の待ち時間は覚悟のようですね。そこで、待ち時間を想定するのに一番確実である、オープン前に店に行って並ぶと言う手段を選択しました。普通よりも2時間くらい朝早く家を出て行くことになります。はい、その段階で、そこまでして行くべきか悩みましたよ、悩みました。そう、でも行ったのです!行きました!
三島駅の北口から歩いて20分程度でさわやかに到着。オープン時間前ですが既に行列が。店内では機械による事前受け付けが始まっており、これは登録をすればメールでお知らせがくる優れもののシステムでした。待ち時間は1時間も無く2順目で店に入れました。お店イチオシのメニュー「げんこつハンバーグ」を頼みます
さて、やってきたのはまん丸なハンバーグ。それを店員さんが目の前で半分に切って、鉄板に押し付けます。
ジュー。
こんな時間かけて来たのに、美味しくなかったら許さない、と言う不安要素などはここら辺で吹き飛びます!もう見ただけで美味しいのは間違いない!ソース(オニオンソースを選択)をかけて、いただきます!
やばい!美味しい!やばい!
……すいません表現力が乏しいのですが、もし機会があれば、このハンバーグ食べてみてください。わざわざ来る価値はあると思います。
ようやくクレマチスの丘へ。
さて、満足をしたらその後はクレマチスの丘へ行くのを忘れてはいけません。目的はハンバーグだけではないのです。今回私が見たのは「ヴァンジ彫刻庭園美術館」、「IZU PHOTO MUSEUM」、「ベルナール・ビュフェ美術館」の3館。
こちらでは須田悦弘展が10月まで開催されています。木彫りでリアルな植物を作り、「え?こんなとこに?」と言う場所にその彫刻を展示をする作家さん。本物そっくりのリアルな植物がコンクリートの合間などから生えています。見る人は宝探しのように館内をキョロキョロしながら作品を探していく、その行動までもが展覧会の一部になるようです。そうそう、「雑草」と言う作品が見つけにくいところにありますので見落としてはいけませんよ!
また、庭では本物のクレマチスの花が咲いていますので、館内の木彫りのクレマチスと見比べ、一緒に楽しむことが出来ます。私が行った5月は他にもバラも咲いていました。
また、この美術館の名前にもなっているイタリアの現代具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻作品もあります。ここの住人の様に館内や庭に佇むヴァンジ作品達と会話をしてみたくなります。
5名の現代作家による写真や映像の展覧会。美術作家でもある杉本博司さんと建築家の榊田倫之さんの設計によるこの建物も必見です。
「ベルナール・ビュフェ再考 代表作から見るビュフェの半世紀」(後期:2018/1/18~)
ベルナール・ビュフェ美術館
https://www.clematis-no-oka.co.jp/buffet-museum/
ベルナール・ビュフェ美術館
https://www.clematis-no-oka.co.jp/buffet-museum/
美術館のコレクションであるビュフェの絵をテーマ展で振り返る展覧会です。ビュフェ好きなら必見ですね。
本当は「井上靖文学館」も見たかったし、自然公園の中を散歩したかったところです。とは言いつつも、なんとか目当てのハンバーグ+展覧会は見ることが出来ました。ハンバーグがメインなのか、展覧会がメインなのか、それは聞かないで下さい。さわやかにしろ、クレマチスの丘にしろ、車ですぐ気軽に行ける地元の人がうらやましくなります。また行かねば(どっちに?)!