【1995年生まれ】の新社会人たちが実在を信じそうにない90年代音楽ユニット12組

2018/6/6 10:00 DJGB DJGB


こんばんは、バブル時代研究家のDJGBです。

女優の仙道敦子が25年ぶりに連続ドラマに出演します。



毎日新聞さんが余計な情報を書くので、今日も今日とて伝説的ユニットの記憶が頭の片隅をよぎります。


●NOA(吉田栄作×仙道敦子)(93年)



仙道敦子が25年前に主演したドラマ「徹底的に愛は…」の主題歌「今を抱きしめて」は、彼女と、同じく主演の吉田栄作による伝説的ユニット「NOA」によるもの。プロデュースはX-JAPANのYOSHIKIでした。

「YOSHIKIの帰国スケジュールが取れないので、(彼のスタジオがある)ロサンゼルスから話が始まるようドラマの脚本を書き換えた」という、バブルを感じさせるエピソードしか頭に残らない名曲です。


そういえば90年代にはテレビ番組の企画や、社会問題へのアプローチなどを目的に、さまざまな「ユニット」が結成されました。

そこで今日は、1995年(平成7年)生まれの新社会人たちが存在を知らないどころか、実在さえ疑いそうな伝説の音楽ユニットを、時代を追って紹介します。

歓迎カラオケで誇らしげに歌いあげれば、その日から老害認定されること間違いなし!


■ミュージシャンだけじゃない、芸人も女優も音楽ユニットを組んでいた!

●COMPLEX(吉川晃司×布袋寅泰)(88~90年)



2011年に再結成して話題になったから、さすがにこの人達は知っている?


●V2(小室哲哉×YOSHIKI)(91年)



小室とYOSHIKIは90年代、何をやっても許されたのですよ。


●MASARINA(鶴久政治×高橋リナ)(91年)



あのJR東海「クリスマス・エクスプレス」で話題を集めた女優と、あのチェッカーズの人気メンバーが(なぜだか)ユニットを結成。もちろん仕掛け人は秋元康。


●W-NAO(飯島直子×網浜直子)(92年)




グラビアクイーン2人がタッグを組み、B’zをカバーするという味わい深いユニット。大黒摩季がコーラスを務めていたことも知られます。のちに大黒は下積み時代をふりかえったTV番組で

「なんでアンタの気持ち悪い音程に合わせて私が歌わねばならないのだ! カワイイってこうゆう(人前で歌える)ことか!」

と心境を吐露しています。


●カールスモーキー石井×松任谷由実(92年)



フジテレビ「愛のWAVE」キャンペーンソング。ただでさえバブル感のある二人が90年代初頭のフジテレビとタッグを組めばバブル感ドン、さらに倍。


●USED TO BE A CHILD(飛鳥涼、小田和正、カールスモーキー石井、玉置浩二、徳永英明、浜田麻里、山本潤子)(93年)



「ゼロランドマイン」とも「TK presentsこねっと」とも勘違いしてはいけません。

この曲、当時の厚生省が少子化対策として実施した「ウェルカムベビーキャンペーン」(実話です)のテーマソング。


●藤谷美和子・大内義昭(94年)



ドラマ「そのうち結婚する君へ」の挿入歌(主題歌は池田聡「思い出さない夜はないだろう」)。こちらももちろん仕掛け人は秋元康。

90年代から「元祖プッツン女優」の呼び名も高かった藤谷美和子でしたが、ここ10年ほどは「プッツン」では済まないレベルの気がかりニュースが時折報じられます。2015年に大内義昭氏がお亡くなりになられたこともあり、もうこの名曲をライブで聴くことは難しそう。


●GEISHA GIRLS(ダウンタウン)(94年)



「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」のスタジオ収録にあの坂本龍一が観覧に来ていたことがきっかけで結成。他にもH-Jungle with TやKOJI1200など、ダウンタウン関連からは様々な音楽ユニットが生まれました。


●桑田佳祐×Mr.Children(95年)



AIDS患者救済のための募金活動「アクト・アゲインスト・エイズ」のために制作。CDが良く売れていたころを象徴するユニットです。


●F-BLOOD(藤井フミヤ×藤井尚之)(97年)



鶴久による「MASARINA」に対抗すべくフミヤが繰り出した兄弟ユニット(嘘)。2017年に久々に復活しています。


●Little Kiss(石橋貴明×工藤静香)(97年)



2018年現在、Koki,ちゃんに歌ってほしい曲ベストワン

「野猿」のデビューはこの後(98~2001年まで)のこと。そしてここにも秋元康


■ふだんとは違う「夢」を感じさせてくれた「ユニット」

新社会人のみなさん、いくつご存じだったでしょうか。
そしてアラフォーのみなさんは、いくつ憶えていらっしゃったでしょうか。

ドラマの主題歌、テレビ局のキャンペーン、社会問題の啓発、バラエティの“ノリ”…。結成の背景はさまざまですが、90年代、アーティスト同士がいつもと違う側面を見せてくれる「ユニット」には、なんだか夢がありました。

秋元康さん、ここでは紹介しませんでしたがICE BOXも忘れていませんからね!そろそろまた大人の雰囲気のするユニットのプロデュースお願いします!


(バブル時代研究家DJGB)