アラウンド70歳のいい女 60年代ガールは古希を迎えてもおしゃれ美人

2018/5/10 15:30 星子 星子





1960年代の女性はおしゃれで美しかった。という言葉を度々耳にすることがある。カウンターカルチャーが花開きロックンロールやミニスカートが流行した60年代。



女性たちが美しいボディラインを露出するようになった反面、上の世代はまだまだ保守的で“男性は男性らしく、女性は女性らしく”という考え方が主流だったゆえに、フェミニンでお人形のような美女が数多くメディアに登場した。



ロックバンド、「ザ・ビートルズ」、「ローリング・ストーンズ」メンバーの恋人としても有名なマリアンヌ・フェイスフルやパティ・ボイド、永遠のセクシーアイコンのブリジット・バルドーやファッション・リーダーのジェーン・バーキンなど、おしゃれで美しい「60年代ガール」は今でも人気が高い。



そんな時代に女の子だった女性が「アラウンド70歳」アラ古希を迎える今、彼女たちのおしゃれなファッションやライフスタイルが注目を集めている。



公式インスタグラムのスタイリッシュさで注目を集めるのは、ファッションモデルとして活躍し、米国版『ハーパーズバザール』の編集長を務め現在はスタイリストとしても活躍するリンダ・ロディン70歳。

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トレードマークは輝くシルバーヘアとサングラス、白い肌に真っ赤なリップ。マドンナをはじめとする数多くのセレブに支持される人気スタイリストの装いはエレガントでクラス感に溢れ、年齢を超越した美しさに溢れている。

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70歳であるという事実すらおしゃれなスペックに思える自己プロデュース力は秀逸。

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ピンクのドレスと眼鏡を身に着けたファッションフォトはファンタジックで芸術的な仕上がりに。

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自宅で家族と寛いでいる写真までおしゃれでキュートなリンダ。多くの場合「無造作ヘア」という言葉は若い女性のためのもので、大人の女性の髪の乱れはだらしなくなるものだが、リンダにかかれば跳ねた髪の角度までかっこいい。

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カーキのダウンに濃いブルーのサングラス、差し色に鮮やかなぶどう色のリップ。60年代モデルらしい洗練されたコーディネイトがシンプルかつエレガント。

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シンプルになりがちな白シャツとデニムのコーディネイトも素材とラインにおだわればこんなに優美な仕上がりに。背後のリンダにそっくりな絵画が気になる1枚。

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そんなリンダの両親もおしゃれな美男美女。映画『ラ・ラ・ランド』の世界観のようなレトロで上品な雰囲気も魅力的。

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そんな彼女の髪型が「攻めて」いた頃の写真も超クール。

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若いモデル時代ももちろんかっこよく美しいが、現在のエレガントな美貌のほうがインパクトがあり「進化している」ように思える。

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シンプルでシックな装いのイメージがあるリンダだが、カラフルな花柄を着こなす姿もヴィヴィッドで美しい。

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思わず息を飲むほどかっこいいパンツスタイル。

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日本人モデル、クリス-ウェブ佳子とのツーショット写真も発見。2人共おしゃれで美しいが、リンダの小顔さとスレンダーさは衝撃的。

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無造作な三つ編みがガーリーな1枚。大人の優美さと無垢な笑顔のバランスが絶妙。

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とにかくいるだけで映画のワンシーンのような美女であることは間違いない。

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『ハーパーズバザール』の編集長だったリンダは70歳だが、『ヴォーグ』の名物編集長アナ・ウィンターも69歳。彼女もまたトレードマークであるボブヘアがガーリーで美しく、変わらぬ「現役感」で活躍を続けている。

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70歳というとまだまだ「おばあちゃん」というイメージも根強いが、2018年現在の70歳はロックン・ロールやミニスカートにも親しんだ60年代ガール。そんなおしゃれで開放的な「アラウンド古希ファッションリーダー」のライフスタイルには今後ますます注目が集まりそうだ。

(星野小春)