”大天使ミカエル”が舞い降りた、フランスの聖地に行ってみた!!

2018/4/15 21:30AiAi

数年前、“フランスで一生に一度は訪れるべき場所”はどこかと、数人に質問したことがある。 その答えが“モンサンミッシェル”であった。

誰もが荘厳な外観と共に、その場の神秘的な雰囲気に魅了されるという。

度々、メディアでも話題になるこの世界遺産は、私の中で“一生に一度は

訪れるべき場所”の一つとなった。



フランスで一番人気の観光地であり、世界中から年間約250万人もの人々が訪れる。

それにしても、何のきっかけで建てられたのだろうか?

その歴史は、今から1300年も前、708年のある夜の出来事から始まる。

町の司教であるオベールの夢に“大天使ミカエル”が現れ、「あの岩山に聖堂を建てよ。」と命じたことから、巡礼地として、また牢獄や要塞として、数奇な運命を辿ることとなった。



“モンサンミッシェル”とは、フランス語で“聖ミカエルの山”という意味である。

今では、この修道院を守るかのように、尖塔の頂点に、黄金の“聖ミカエル”像が立ち誇っている。



見所は、外観の美しさだけでなく、修道院まで続く賑やかな参道や、修道院内の建築様式などである。

修道院へと続くメインストリートの“グランド・リュ”は、観光客で賑わう。



石畳の道に隙間なく、宿やレストラン、お土産やさんが立ち並び、まるでタイムスリップしたかのように、中世の雰囲気が楽しめる。



島内の名物グルメといえば、フワフワに焼かれたオムレツだ。



命がけで島に辿り着いた巡礼者の身体を癒すために、プラール夫人が考え出した“フワフワ オムレツ”。独自の方法で卵を泡立て、たっぷりのバターで焼きあげる。



食べてみると、まるでメレンゲのように、口の中にスーッと溶けていく。

(私が訪れたオムレツ屋さんは、島外だった。)

修道院内は、建築の芸術だ。10~11世紀のロマネスク様式、12~13世紀のゴシック様式など、さまざまな様式が混在している。

幾度か崩壊し、修復された院内の教会は、ゴシック様式だ。

ステンドグラスから淡い光が差し込み、厳かな気持ちにさせられる。

ここで、この地に来られたことに対しての感謝と祈りを捧げた。



<中庭の回廊>

アーチ型が連続する柱と、中庭の緑が美しい。



<迎賓の間>

多くのフランス国王も訪れた部屋。

優雅なゴシック様式が美しい。



薄暗い院内を出て、テラスから眺める外の景色は格別だ。



青空が広がり、心地よい風が頬を撫でる。

見下ろしてみると、かつての巡礼者を思わせるように、観光客が点になって列を成し、後を絶たない。

これほどまでに魅力がある世界遺産。

一人でも多くの方に訪れて頂きたい。