春だ!丸の内のアートな夜更かし散歩に出かけよう!
読者の皆さんは健康意識が高いので、夜9時には就寝していますよね。
でも、春本番を迎えて暖かくなってきた今日この頃。
夜は眠れないし朝は起きられないこの季節…アートな夜更かし散歩、してみませんか?
こんばんは、鼻をかむ度に鼻血が出る花粉症患者、明菜です。
鼻の穴に綿を詰めたら、夜散歩にオススメの丸の内へレッツゴー!
(写真は東京駅。誰か…ロマンチック止めて!)
丸の内の美術館といえば、オシャレで知られる三菱一号館美術館ですよね。
その中庭では、美術館が閉まった夜でもアートを楽しむことができるのです。
三菱一号館美術館の中庭には、3つのパブリックアートが設置されているんですよ!
まずは、白い石みたいな作品から。
なんとも言えない変な形です。
まるで、見る人を抱きしめようと伸ばした腕のようですね。
または、質量一定のまま変形しようとして穴ができたアメーバ。
あるいは、左向きの人の横顔にも見えます。
しかし、ライティングがラスベガスのように美しいですねー。
夜だから作品以外が目に入らず、想像がもわもわと膨らんでいきます。
タイトルが「拡散する水」なので「水」の彫刻なんでしょうけど、解釈は自由で良いのです。
1人でもアレコレ考えてニヤニヤ楽しいのです。
いわんや2人をや、ですね。
カップルさんで来ると良いスポット…あっ、頭に血が上って鼻血が再噴出っ!
お鼻に新しい綿を詰めたところで、この作品はどうでしょう。
タイトルどおり、女性がうずくまっています。
先ほどの白い作品とは異なり、見たまんまですね。
脚が3本あるように見えてビビったのですが、右の1本は腕でした。
右手で膝を抱え、左手を地面につけるように伸ばしている体勢です。
髪の毛が膝に重たくしなだれ掛かっている女性。
夜の帳が彼女の哀愁を際立たせます。
一体、何を考えているのでしょうか?
出て行った恋人のこと?
お風呂で寝ちゃっただけ?
意外と、お腹が痛いのかも?
「食べた後に気づいたけど、あのヨーグルト…賞味期限切れてた」
そんなことを考えていても、おかしくはありません。
解釈の自由に幸あれ。
もう1つの中庭の作品は行ってみてのお楽しみということで。
中庭を出て、通称「アートストリート」の丸の内仲通りにも行ってみましょう。
9つの作品が設置されている中で、一番注目したいのが、こちら!
丸の内に草間彌生さんの作品があるなんて、知らなかったでしょ!?
意外と知られていない彌生スポットなんです。
水玉は穴ボコで表現されています。
照明がないので見にくいけど、黒御影石のツヤは夜も健在です。
横から見るとこんな感じ。
薄っ!
薄っぺらいですねー。
草間さんのかぼちゃといえば、コロンとした丸っこいフォルムも魅力の1つなのに。
それを捨てて省スペースを実現した、オフィス街に優しいアートです。
この薄さは、都会の狭いスペースをすり抜けるため。
この穴は、ビル風を受け流して立ち続けるため。
夜は眠るように闇に溶け込む。
環境と一緒に生きているアートってことなのかも、しれないねー。
都会のど真ん中でアートを見た後は、一杯飲みに行っても良し。
帰ってぐっすり寝ても良し。
会社に戻って残業の人は…
おっとそろそろ文字数が!
最後に、丸の内仲通りで最もビックリした作品を紹介してお別れします!
どんっ!
ぎゃー!!!
ビックリして鼻血が…またっ!!!
※本作は三沢厚彦「Animal2012-01B」(2015年)です。
でも、春本番を迎えて暖かくなってきた今日この頃。
夜は眠れないし朝は起きられないこの季節…アートな夜更かし散歩、してみませんか?
こんばんは、鼻をかむ度に鼻血が出る花粉症患者、明菜です。
鼻の穴に綿を詰めたら、夜散歩にオススメの丸の内へレッツゴー!
(写真は東京駅。誰か…ロマンチック止めて!)
丸の内の美術館といえば、オシャレで知られる三菱一号館美術館ですよね。
その中庭では、美術館が閉まった夜でもアートを楽しむことができるのです。
三菱一号館美術館の中庭には、3つのパブリックアートが設置されているんですよ!
アギュスタン・カルデナス、「拡散する水」(1977年)
まずは、白い石みたいな作品から。
なんとも言えない変な形です。
まるで、見る人を抱きしめようと伸ばした腕のようですね。
または、質量一定のまま変形しようとして穴ができたアメーバ。
あるいは、左向きの人の横顔にも見えます。
しかし、ライティングがラスベガスのように美しいですねー。
夜だから作品以外が目に入らず、想像がもわもわと膨らんでいきます。
タイトルが「拡散する水」なので「水」の彫刻なんでしょうけど、解釈は自由で良いのです。
1人でもアレコレ考えてニヤニヤ楽しいのです。
いわんや2人をや、ですね。
カップルさんで来ると良いスポット…あっ、頭に血が上って鼻血が再噴出っ!
エミリオ・グレコ「うずくまる女 No.3」(1971年)
お鼻に新しい綿を詰めたところで、この作品はどうでしょう。
タイトルどおり、女性がうずくまっています。
先ほどの白い作品とは異なり、見たまんまですね。
脚が3本あるように見えてビビったのですが、右の1本は腕でした。
右手で膝を抱え、左手を地面につけるように伸ばしている体勢です。
髪の毛が膝に重たくしなだれ掛かっている女性。
夜の帳が彼女の哀愁を際立たせます。
一体、何を考えているのでしょうか?
出て行った恋人のこと?
お風呂で寝ちゃっただけ?
意外と、お腹が痛いのかも?
「食べた後に気づいたけど、あのヨーグルト…賞味期限切れてた」
そんなことを考えていても、おかしくはありません。
解釈の自由に幸あれ。
もう1つの中庭の作品は行ってみてのお楽しみということで。
中庭を出て、通称「アートストリート」の丸の内仲通りにも行ってみましょう。
9つの作品が設置されている中で、一番注目したいのが、こちら!
草間彌生「われは南瓜」(2013年)
丸の内に草間彌生さんの作品があるなんて、知らなかったでしょ!?
意外と知られていない彌生スポットなんです。
水玉は穴ボコで表現されています。
照明がないので見にくいけど、黒御影石のツヤは夜も健在です。
横から見るとこんな感じ。
薄っ!
薄っぺらいですねー。
草間さんのかぼちゃといえば、コロンとした丸っこいフォルムも魅力の1つなのに。
それを捨てて省スペースを実現した、オフィス街に優しいアートです。
この薄さは、都会の狭いスペースをすり抜けるため。
この穴は、ビル風を受け流して立ち続けるため。
夜は眠るように闇に溶け込む。
環境と一緒に生きているアートってことなのかも、しれないねー。
都会のど真ん中でアートを見た後は、一杯飲みに行っても良し。
帰ってぐっすり寝ても良し。
会社に戻って残業の人は…
おっとそろそろ文字数が!
最後に、丸の内仲通りで最もビックリした作品を紹介してお別れします!
どんっ!
ぎゃー!!!
ビックリして鼻血が…またっ!!!
※本作は三沢厚彦「Animal2012-01B」(2015年)です。
丸の内ストリートギャラリーは箱根彫刻の森美術館と三菱地所が共同で行なっている取り組みです。
作品の入れ替えもあり、ここでご紹介したのは2017年時点の作品です。
展示場所については下記リンク先PDFの地図をご覧ください。
丸の内ストリートギャラリーMAP
http://www.marunouchi.com/pdf/art_map.pdf 三菱一号館美術館は、JR東京駅から徒歩5分という好立地。 ロートレック、ルドン、ヴァロットンなど、19世紀末の西洋美術が得意分野です。 開催中の展覧会「ルドン−秘密の花園」は2018年5月20日(日)まで。 三菱一号館美術館 ■開館時間 10:00~18:00 ※祝日・振替休日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は21:00まで ※入館は閉館時間の30分前まで ※臨時の時間変更の場合あり ■休館日 毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館) 年末、元旦、展示替え期間 ※臨時の開館・休館の場合あり ■住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2 ■公式Webサイト http://mimt.jp/
作品の入れ替えもあり、ここでご紹介したのは2017年時点の作品です。
展示場所については下記リンク先PDFの地図をご覧ください。
丸の内ストリートギャラリーMAP
http://www.marunouchi.com/pdf/art_map.pdf 三菱一号館美術館は、JR東京駅から徒歩5分という好立地。 ロートレック、ルドン、ヴァロットンなど、19世紀末の西洋美術が得意分野です。 開催中の展覧会「ルドン−秘密の花園」は2018年5月20日(日)まで。 三菱一号館美術館 ■開館時間 10:00~18:00 ※祝日・振替休日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は21:00まで ※入館は閉館時間の30分前まで ※臨時の時間変更の場合あり ■休館日 毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館) 年末、元旦、展示替え期間 ※臨時の開館・休館の場合あり ■住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2 ■公式Webサイト http://mimt.jp/