モネの「睡蓮」が好きすぎてジヴェルニーのアトリエまで旅してきた。

2018/4/6 12:00 Ai Ai
印象派の巨匠、クロード・モネ、彼の最高傑作である“睡蓮”。



この絵を初めて見たのは、小学生の時だった。とても柔らかな色調で、幼いながらも、一枚の絵の持つ不思議な魅力を感じたのだった。

月日が経ち、大学生になった私は、あの時の“睡蓮”が見たくて、都内の美術館に足を運んだ。改めて、画面の優美な雰囲気と豊かな色彩に魅了された。

その時ふと、疑問が浮かんだ。“この美しい睡蓮の庭は、どこにあるのだろう?”調べてみたら、そこはフランス北部、ノルマンディー地方のジヴェルニーという小さな村だった。モネは、この村の豊かな自然に魅かれ、43歳から晩年をこの地で過ごした。

1890年には、家と土地を購入し、四季折々の花々が咲く庭園と、睡蓮の浮かぶ池を設計して造り上げた。

なんとモネは、亡くなるまでに250点以上の“睡蓮”を描いたとされる。それまでにモネを魅き付けた庭園を、実際に見られたら、どんなにいいだろう。そう、思うようになった。そして、その想いは十数年後に叶うこととなる。

モネの家と庭園は、現在クロード・モネ財団の美術館となり、花の季節(4~10月)に一般公開されている。



実物を一目見ようと、世界中から多くの観光客が訪れる。オススメのコースは、パリのオランジュリー美術館で特大の“睡蓮”を堪能してから、ジヴェルニーに足を運ぶことだ。これで、モネの世界にたっぷりと浸れる。

今回、私もこの「オススメコース」にのっとりモネの足跡を求めパリからジヴェルニーへと旅をしてきた。



淡いピンク色の外壁や内部の家具調度品は、当時のままに修復され、モネが家族とともに暮らした幸福な日々を、思い起こさせてくれる。





また、彼が収集した浮世絵コレクションや陶磁器類も、館内に展示されている。同時代の他の芸術家たち同様、モネも日本の美術を深く愛し、歌麿や北斎の作品を買い求めたのだ。

彼の日本趣味は、庭にも見る事ができる。

しだれ柳が影を落とす睡蓮の池、京都を思わせる竹林、そして作品に幾度も描かれた太鼓橋。庭を歩いているだけで、まさに絵の世界に入り込んだ気分になれる。



ジヴェルニーの村もまた、モネが住み始めてから急速に人気が高まり、アメリカ人を中心に、多くの外国人芸術家たちが訪れるようになった。

モネの家にほど近い場所にあるジヴェルニー印象派美術館では、ジヴェルニーの村が印象派運動のなかで果たした役割や、国際的影響についても光りをあてている。

長期の休みを利用して、モネの“睡蓮”を巡る旅に出かけてみては、どうだろうか。

一部引用:フランス観光開発機構【公式】http://jp.france.fr/ja/discover/40270