本仮屋ユイカに聞いた!映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』撮影秘話

2018/3/12 11:00 柚月裕実 柚月裕実




公開中の映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』で、劇場版のゲストヒロイン比嘉愛琉(ひが・あいる)役を演じた本仮屋ユイカさんがgooいまトピのインタビューに応じてくれました。


■映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』

ーー半世紀以上続く歴史ある作品にご出演されたこと、撮り終えたいまのお気持ちからお聞かせください。

本仮屋ユイカ(以下、本仮屋):すっごく楽しかったです。もう最高でしたもうめちゃくちゃ楽しかったです。あそこが苦労してとか、一個もない。ただ楽しく終わりました。やっぱり沖縄で撮影できたということがとてもありがたかったです。
いつも自分がいる生活環境とはまるで違うところへ行かせてもらえて、かつ大自然のパワーをもらいながら開放的な気持ちで。より地方だからこそキャストの皆とも距離近く演技できたことが本当にありがたかったです。

ーー沖縄でのロケがありました、天候には恵まれていたのでしょうか。

本仮屋:一回、ウルトラチームですごい人雨男がいるんですよね(笑)。偉い人が、ものすごい雨男なんですよ。ザーッと。すごいスコールで今日撮れるかな?って。でも、なんとかかんとかいい感じに撮れました。

ーー今作のオファーを受けたときの率直な気持ちは?

本仮屋:二回聞きました。ウルトラマン!?って。で、私が?とも聞きました。それくらい大人になっていま私が参加させてもらえるんだっていう。「間違いないです、ウルトラマンです」って台本いただいけたときはすごく嬉しかったです。まかさこのタイミングで携わることができるなんて想像もしたこともなかったです。



「甥っ子が一歳になったので、早く見せたい、もう自慢ですよね(笑)」と本仮屋さん。


本仮屋:入る前もあのウルトラマンに自分が…って思っていたのですが、チームのみんなが本当に心からウルトラマンを愛してたので、さらにその中に入る素晴らしさと感動をひしひし毎日感じながら、やってました。 みんなでLINEしてもウルトラマンのスタンプ送ってきてくれたりするんですけど、ただ単にウルトラマン!それもジードチームの方からウルトラマンが送られてくる!それぞれがウルトラチームにいるってことにとても誇りを持っている人達でした。だからこそとっても短い時間の中で、素晴らしい作品を作れるんだなと思いました。 けして余裕があった感じじゃなく、本当にピチピチな、もうパズル一個ずれたらもう完成しないぐらいな厳しいスケジュールだったと思うんですけど、全員がベストを尽くして毎日毎日やってたのは本当にこの中に入れてよかったなって幸せでした。

ーー撮影期間はどれくらいでしたか?

本仮屋:私は短くて3週間くらいでした。でもみんなはドラマシリーズの最終話も撮ってたので、映画撮りながらドラマも撮っちゃう。すごいですよね。
技術チームもすごくプロフェッショナルでしたね。撮る量、やることの量が物理的に多いし、かつ、特撮という全然違う技術がいる部門。技ももってらっしゃるし。ピュアな大人たちでした。

ーー撮影も大変そうですね、普段の映画やドラマとも違いますよね。

本仮屋:怪獣が現れるって、一応資料でみせてもらってるんですが映像としてどのぐらいの大きさの怪獣がどのぐらいのスピードでやってくるかっていうのはここでの口頭でしかないんですよね。でもあのチームはそのなんとなくイメージを全員が共有して、一個のものを作れるんですよね。私は最初そこを戸惑いましたね。どれぐらいのリアクションするのがベストなのかなーって言う、でも地球人ではないからっていうのが難しい調整ではありました。

普通、振り向くならこれくらいかなと思ってもすっごい胸から開くとか、そんなものの取り方する?ってのが、音がが出てたり怪獣がでたりするとちょうどよかったり。その特撮の動きとかリアクションとか、そういうのは最初慣れるまでは難しかったですね。でもみんなと違ってもいいんだ、宇宙人だから、これがキャラさ、って思いながらやってました。

ーー特撮、初挑戦でしたが、これまでウルトラマンシリーズはご覧になったことはありますか?

本仮屋:もちろんあります!その時は全員、同じ服を着てるっていうイメージだったのですが、普通の人とは違う選ばれし人たち、選ばれし人間という意味で同じですけど。スーツやジージャン着てたりとか、ショートパンツ履いてたりするその見た目が普段の私たちととても近いからより親近感を覚えるチームだなと思って観てました。
隊員服には憧れがありました私も着てみたいなって。または、守られるお姫様をやりたいなと思ってたら、全然守られない戦う宇宙人(笑)。

ーー朝倉リクを演じた濱田龍臣さんとはどのような会話をされましたか?

本仮屋:濱田くんは本当に超がつくほどのウルトラマン博士だったので、分からないことがあれば彼に聞く。誰よりも詳しく的確に簡潔に教えてくれます。やっぱり難しくて、最初台本読んだときに。誰がどういう関係で…って前のシリーズではこういう呼び方で、じゃあなんで呼び方変わったのみたいな(笑)。
濱田くんから、ウルトラマンへの溢れる愛を感じました。ウルトラマンになるべくしてなる人だなって思いました。

ーー太古の衣装がとても素敵でとても似合ってました。実際に衣装をつけられていかがでしたか。

本仮屋:嬉しいです!これは作ってもらったんです。私のために。衣装合わせしながら仮縫いしながらもっとこうしたいというのを入れてもらったすごく気に入ってる衣装です。
沖縄を汲んでるっていうんですけど、いやいや違うよと。愛琉が先に生まれてるから、私を沖縄が汲んでいったんだっていうていで見て欲しいです。

ーー本仮屋さんが思うウルトラマンの魅力は?

本仮屋:健気さ、誠実さ。ウルトラマンの歌をこの撮影期間中に口すさんでいたのですが、すごく胸が熱くなることが多くて、こんなにまっすぐに人類と地球を守ってくれる、なんて強くて素敵な人なんだろうって、エネルギー体なんだろうって。なので畏敬の念を感じて愛流を演じてました。

ーー演じる上で心がけたことについてお聞かせください。

本仮屋:ずっと見守ってきた、ずっと探していた人に会えたっていうそれがリクくんなのですが、その時間感覚は私が想像する10万倍だって、常に忘れないようにしてました。何万年も生きていて何万年もそれを探し求めているから、私のずっと何倍も何倍も何倍もっていう想像は常にするようにしてましたね。だから普通、地球人だったらわーってなるよなってところもちょっとローにできたりしてたので、時間軸を意識するようにしてました。
あとは、私がイメージする人たちは、より高度な文明で生きていたから、いわゆる「恥ずかしい」とか「罪悪感」とかという地球人が持つ重たいエネルギーを持ってないと想定しました。だから自分の感情をクリアにそのままぶつけられる。普通、地球人だったら照れちゃうよなってところもできるっていう、それがもしかしたら違和感として見えるかもしれないけれども、そういう風にイメージしてやりました。

ーーシリーズで一番好きなウルトラマンは?

本仮屋:セブンが好きですね。ジードはかっこよくなりすぎていて馴染むのに時間がかかりました(笑)でもみんなそれぞれ自分の役をとっても愛してるんですよ。フィギュアとかも愛でるようにみてる。とても大事にしてて、愛琉もそうなったらいいなと思います。

ーー最後にみなさんに向けて一言お願いします。

本仮屋:ずっと追いかけている方はもちろん、ウルトラマンをしばらく観てないなという大人もすごく心が洗われる映画になっています。沖縄の美しい自然、仲間が純粋な思いで心を通わせることができる素晴らしさ、やっぱり希望を持つって力になるよねというとても前向きになれる映画だと思うので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらありがたいです。よろしくお願いします !


■本仮屋さんの好奇心は? gooいまトピだけに答えてくださいました




ーー撮影の雰囲気はどんな感じでしたか?合間はどんな会話をされていたのでしょうか。

本仮屋:朝、4時半とか5時とか早かったんです。私はありがたいことに遅い入りで、5時すぎに入ったんですが、大音量でウルトラシリーズの主題歌がガンガン流れていてこんなに朝から…しかも歌ってたりするんですよ、え!ノリノリなの!?と驚いたものですが、撮影が終わりに近くにつれて私も歌えるようになっていました(笑)
スタッフさんたちも自分たちが担当したシリーズ以外でも、「このシリーズのあのシーンはよかったよねー!」と話していて本当にウルトラマンが好きな人たちです。
どちらかというと女子は、ふーんってちょっと冷静にみつつ、音楽にはノリつつ、みんなとっても仲良いんですけどそれぞれ自由な人たちでした。だからやりやすかったです。

ーー物心ついた頃から放送されていた作品だと思いますが、実際に作品の中に入ってみて感じた意外だったことはありますか?

本仮屋:ウルトラマンのストーリーの中では、誰かがピンチになってウルトラマンが助けにくるっていう流れがあるから、ずっと緊迫している女の人たちも緊迫してやってると。子どもの頃から漠然とそういうイメージがあったのですが、入ってみたらみんなすごくリラックしていて和気藹々という言葉がぴったりで。みんなワクワクしながら、ここに怪獣がくるならこうした方がよくない?ってアイデアを出しつつ、楽しい感じなんだ、ワクワクする感じで作るんだっていうのは意外でした。 ーー初めてのアクションはいかがでしたか?

本仮屋:坂本監督の明るいマインドにひっぱってもらったのと、愛流の持つ使命感に深くリンクできたので、攻撃した以上に守りたいという気持ちがすごく自分の中に、愛流ももってたし、その中で攻撃することに対してこんなに楽しめるんだっていうのは発見でした。何かを守るときに人は本当に力が出るんだなって思いました。

ーー最後に、gooいまトピのテーマ「すごい好奇心」にちなんで、本仮屋さんの好奇心について教えてください。

本仮屋:今年バレットジャーナルっていうのに出会って、それは手帳術の一つでして、普通のノートにバレットって、弾丸っていう意味を持つんですけど。点を打って箇条書きをする、とにかく点を打ち続けるっていう方法なんです。1月は書かなくて、2月は書かずに3月、ただのメモページしにしようとか自分でカスタムするんです。適したノートに出会うまでに5冊も買いました。

あとは「重ね煮」です。野菜やきのこなどを決まった方法で切り、それを決まった順に重ねて、蓋をしてただ蒸す。煮るっていうだけなんですが、なぜかこれをやると野菜の旨味が出るんです。順番も根菜が一番上とか、独自の順番があるんです。根が張る方向と植物が育つ方向で中心に向かうようにするとエネルギーがよりよく回っておいしくなるらしくて、それ専用の鍋を買うか迷ってます。

ーーバレットジャーナルに書かなくては

本仮屋:まよっているので延期されるタスクとして(笑)
ーーそれが美肌の秘訣なのですね!
本仮屋:中心に向かうってことはブレないんですって。食べた人もブレにくくなると、良くも悪くも影響されてそれを食べて芯を強くしようとする作戦です。


映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』は3月10日から全国公開中。
『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』
3月10日(土)より全国公開中
©劇場版ウルトラマンジード製作委員会
配給:松竹メディア事業部 上映尺:73分
公式サイト https://m-78.jp/geed/movie/