叶姉妹に似合いそう! サーバルとイエネコの交配種サバンナキャットがゴージャスで「いい子」

2018/2/22 14:00 星子 星子





人気アニメ『けものフレンズ』(TV東京系)のキャラクター、「サーバルちゃん」が人気を博してから、にわかに注目を浴びたネコ科の野生動物サーバル。そんなサーバルキャットとイエネコを交配させた、超大型の飼い猫、「サバンナキャット」をご存知だろうか。



サバンナキャットの体長は50㎝~75㎝で、体重はオス7~13kg、メス6~10kg程度。イエネコをサーバルキャットをかけ合わせた最初の猫が「サバンナ」と名付けられたことからサバンナキャットと呼ばれるようになったとのこと。



サバンナキャットの祖先は、1986年にベンガルのブリーダーだった女性が、飼い猫とサーバルを交配させて生まれた子供を「サバンナ」と名付けたことにより誕生したと言われている。



その後、「サバンナ」に興味を持ったブリーダーのパトリック・ケリーとジョイス・スルーフの手により研究が進み、2012年にはTICAにより正式な猫種として認可された。



サバンナキャットは、サーバルキャット(特定動物)の血を引いているため、野生動物か飼い猫かの位置づけが難しく、米国でも飼育が禁止されている州もあるようだ。(ニューヨーク、マサチューセッツ、ハワイ、ジョージアなど)。



日本でも飼育する際には各都道府県の自治体に問い合わせる必要があるとのこと。海外のブリーダーから譲り受けるには100万円~300万円の費用が必要と言われている。



好奇心旺盛で犬のように忠実な性格を持ち「サーバルキャットを飼ってみたいけど凶暴なのではないか?」と思っている猫好きには気になる存在のサバンナ。



2017年には叶姉妹が公式ブログで、過去にサーバルキャットを飼育しており「顎を噛まれたこともある」と公表してニュースになった。サーバルキャットを日本で飼育するのは簡単ではなさそうだが、ゴージャスで野性的なルックスと人懐っこい性格を併せ持つサバンナキャットは飼いやすく、叶姉妹にもよく似合いそうだ。

参考
※ - 『cattime.com』 -Savannah
※ - 『The Happy Cat Site』 - Savannah Cats

(星野小春)