12月21日（木）東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて松坂桃李主演映画『不能犯』完成披露試写会が開催された。

会場いっぱいにつめかけた観客の大きな拍手と声援の中、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、芦名星、矢田亜希子、白石晃士監督が登場。しかし、主演の松坂桃李の姿は無し。

すると突然、複数の女性が大きな空の箱を持ってステージに現れ、その箱をランダムに重ねていく。

箱を4つ重ね空箱であることをふたたび証明した直後、いるはずのない松坂が箱の中から一瞬にして登場。


【立証不可能】な方法での松坂の登場に観客は驚きの歓声をあげた。








【立証不可能】な方法で登場した感想を聞かれた松坂。
「素人がやることじゃないっすね（笑）でも、この作品をやってなかったらこんな経験できなかったのでありがたいです。」と答え、さらに咳き込むそぶりを見せ、序盤から会場を笑わた。








オープニングから度肝を抜かれる展開であるという映画「不能犯」。

【立証不可能】な方法で殺人を犯していく松坂桃李演じる宇相吹正のキャラクターについて松坂は「楽しかったですね。欲にまみれた人たちを死にいざなっていく、そういう立ち居地だったので、そういう瞬間に立ち会えると笑みがこぼれる理由もわかるなと。」と演じた感想をのべた。


正義感溢れる女刑事・多田友子役を演じた沢尻エリカは宇相吹のキャラについての問いに「すごい怖かったです。近づきにくくて話しかけられないし、どうしていいのかわからなかった。」「ほんとに話しかけられなかった…」と話し







夢原理沙役を演じた芦名星も同じく「すごい異様でいびつなお芝居をされるので話しかけずらかったです。」と話した。





夜目美冬役を演じた矢田亜希子は「演じてない部分はそうでもなかったです。」としながらも、「私との絡みのシーンは豹変されるので怖かったです。」「想像を超えるお芝居をされてました。そこまでやるんだということやられました。」と三者共に松坂の演技の迫力について言及。

女優陣からのあまりの怖がられ方に松坂は「全部監督の指示なんで…」とはぐらかす場面も。








続いて、決めゼリフ「愚かだね、人間はー」にちなんだ出演陣の「愚かなエピソード」の話題で、白石晃士監督は「子どもの頃、うんこしたくなくて便秘になっていた。」という衝撃的なエピソードを披露。会場には不思議な笑いが起こった。







愚かなエピソードについて松坂は「ほんとちっちゃい話なんですけど。」と前おきをした上で、交差点で危険であるにも関わらずスケボーをやっている人をみて「ころぶぞ、ころぶぞ、はい、転んだー！」と思ってしまうエピソードについて話し、それに対して沢尻が思わず「ワル！！」と発言し和やかな雰囲気もみせた。







最後に松坂は「恋愛ものでほっこりするのもいいですが、　ぞっとするのも悪くないなってきっと思うはずです。ほんとうにオモシロ怖い作品です。」と締めくくり舞台挨拶は大きな拍手とともに幕を閉じた。








映画『不能犯』は2018年2月1日（木）、全国公開。

出演：松坂桃李　沢尻エリカ
新田真剣佑 間宮祥太朗 テット・ワダ 菅谷哲也 岡崎紗絵 真野恵里菜 忍成修吾
水上剣星 水上京香 今野浩喜 堀田茜 芦名星 矢田亜希子　安田顕 小林稔侍

原作：『不能犯』（集英社「グランドジャンプ」連載　原作：宮月新／画：神崎裕也）　
監督：白石晃士　
脚本：山岡潤平、白石晃士

配給：ショウゲート

(C)宮月新･神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会

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