抹茶のように茶筅で点てるラテ!?千駄ヶ谷と代官山に日本茶カフェ「八屋」がオープン

2017/12/5 20:08 satomin satomin


こんにちは。365日毎日お茶を飲むsatominです。

都内では昨年から、現代のライフスタイルにリスタイルした煎茶専門店やお茶カフェが続々と誕生しています。

そんな中、また新しく日本茶スタンドカフェ「八屋(はちや)」が誕生しました。
12月1日(金)に千駄ヶ谷店が、12月5日(火)に代官山店が連続でオープンするという勢いがすごいです。


日本茶の新しい楽しみ方を提案する「八屋」で注目なのが「抹茶を点てるようにつくるお茶ラテ」。



茶道で使う茶筅を使い、お客様の目の前で粉末のお茶とミルクを混ぜ合わせてお茶ラテを点てるという。
茶筅で抹茶を点てたことのない人も多い今、そのパフォーマンスは新鮮で見た目にも楽しく映るのではないでしょうか。



他にも、煎茶とソーダ、フルーツを組み合わせた「果実炭酸冷茶」という、これまでにないお茶の楽しみ方も提案しています。


▲フルーツ入り煎茶ソーダ

「果実炭酸冷茶」は、煎茶のジュレと季節の果物が入った、味も食感も楽しめるスイーツ感覚のアイスティー。
お店で手作りするオリジナルの「炭酸冷茶」はさっぱりとした飲み口。




お店では無形文化財である鎚起銅器を扱う玉川堂のこだわりの急須で、様々な茶園のお茶を丁寧に淹れて提供します。


メニューを見ると一番上にはカネ十農園の特選煎茶や、奈良県の月ヶ瀬で260年以上続く、茶農家 井ノ倉の「かぶせ煎茶 気宇」、ほうじ茶、玄米茶、といった茶葉本来の旨みを堪能できる本格的な日本茶(アイスとホット)が並びます。



奈良県の月ヶ瀬で260年以上続く、茶農家 井ノ倉の「かぶせ煎茶 気宇」。




餅米を使った香ばしい玄米茶。


他にも、人気の抹茶ラテやほうじ茶ラテ、煎茶ラテ、黒胡麻ラテ、蜂蜜生姜ラテ(アイス、ホット)といったものから、前述の果実炭酸冷茶、炭酸冷茶や、抹茶スムージー、ほうじ茶スムージー、煎茶スムージーといった珍しいアレンジティーが揃う。

日本茶スタンドカフェというだけあって、選ぶのに悩んでしまうほどのお茶メニューだ。


お茶といえばお茶請け。甘味はあんみつやソフトクリーム、かりんとう、大福などがあり、3種類(栗、金時、柚子)の大福はテイクアウトも可能。



寒天の替わりに水わらび餅を使用した八屋のあんみつ。




柔らかい求肥に包まれた大福は日本茶とあわせて味わいたい…




八屋のオリジナルのかりんとうは、黒糖、胡麻、抹茶、ほうじ茶の4種類。


今後は四季や暦に合わせた限定メニューの展開も予定しているそうなので、今後のメニューも楽しみです。



◆お洒落で和モダンな店内

日本茶専門店「八屋」は、意外にも新築一棟マンションをプロデュースする株式会社フェイスネットワークが運営。千駄ヶ谷と代官山のショップは、“日本茶を新しい文化として現代に再構築”をコンセプトに、人気ファッションデザイナーがお店を総合プロデュースしている。
本来の日本文化の姿を現代にマッチするような内装に仕上げたという店内はじつにフォトジェニック。



▲千駄ヶ谷店 内装イメージ


千駄ヶ谷店は、壁をオリジナルの「波」柄、柱を「麻の葉」文様の組子を使用、代官山店は、壁をオリジナルの「松」柄、ポイントで真鍮を使っています。
それぞれの店舗でテイストの異なる「和モダン」の雰囲気を感じられる空間になっています。



お茶だけでなくセレクトした和食器も販売しています。


東京に2箇所、新しく出来た日本茶スタンドカフェ。

いつもはシアトル系のコーヒーショップでも、たまには日本茶スタンドカフェに赴き、和モダンな店内で、厳選された茶園で作られた日本茶を甘味とともに愉しんでみては。
日本っていいな、としみじみ思えるかもしれません。


■八屋(はちや)
ホームページ

・千駄ヶ谷店
オープン日:2017年12月1日(金)
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-1-8
営業時間:9:00~19:00
定休日:土曜・日曜・祝日・年末年始

・代官山店
オープン日:2017年12月5日(火)
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-16-9
営業時間:9:00~19:00
定休日:なし(年末年始を除く)


(satomin@お茶ライター Teawriter)